梟谷学園高校の隠れた名手!ハイキュー木葉の魅力と独特な盛り上げ方

ハイキュー!!の梟谷学園といえば、木兎や赤葦がパッと思ぶ中、梟谷が木兎のワンマンチームでないことはアニメで知られていますが、それ以外の選手のことを詳しくご存じですか?

中でも木葉はチームの盛り上げに対してとても重要なキーパーソン。今回は、「ハイキュー!!の木葉の魅力」についてご紹介します。

ハイキューのMr器用貧乏?木葉ってどんな人?

まずはハイキューのMr器用貧乏と呼ばれる木葉明紀のプロフィールから。

  • 梟谷学園高校の3年3組
  • 身長178.8cm
  • 体重65.9kg
  • ポジションWS(攻撃も守りもオールラウンドでプレイ)

他のリベロ以外のスタメンが180cmを越えている中では小ぶりですが、それでも強豪の梟谷で攻撃の要となるWSでスタメンで選ばれているんで、それだけ実力があるってこと。

梟谷の選手はみんな「フクロウ」の種類を表す言葉が名前に入っていて、木葉は「コノハズク」という梟ではないかと言われています。

コノハズクは梟の中でも最も小さい部類で、木葉が小ぶりの選手であるということと共通していて、木葉のアッシュブラウンの髪色とコノハズクの体の色も似ていますよね。

設定といえど、こんなお目目パッチリな可愛い梟から切れ長な目のチャラい木葉を作りだすとは、作者の想像力には感服。そして、見た目の一番の特徴はなんといってもあの目!!

一重で厚みのある上瞼で切れ長なつり目をしていて、一番最初の登場回では、赤葦と同じように頭の切れる冷静な怖い感じの子なのかなという印象を受けましたが、実際は、美人過ぎてみんなが近づけない烏野マネージャーの清水に声をかけようとしたり、苦手な練習相手にはあからさまに嫌な顔をするなど、感情を思いっきり表に出してしまうチャラいところもありました。

「黙っていればかなりイケメン」という見た目のギャップも木葉の魅力。

木葉明紀の声優さん

木葉明紀の声優さんは村田太志さんです。

山寺宏一さんと同じACROSS ENTERTAINMENT所属で、アニメやゲームだけでなく、タニタやバイク王のラジオCMなど幅広く活躍。

ラジオCMなどで多くの人の耳に残りやすい声をやっている方が担当することで、脇役でも聞きやすくイメージの良い木葉のよさが引き立っています。

心を持っていかれる木葉のイケメンな一言「ヤだね」

脇役の木葉ですが、そんな彼が読者の心を打ち抜く一言を放つシーン、原作333話「タスクフォーカス」。

試合中にセッターの赤葦の調子が悪くなり穴掘と交代した後のプレーで、木葉がセットアップを行ったときのことです。木兎が全力でボールを寄越せと叫び、相手も木兎のバックアタックがくると確信した直後、

木葉「ヤダね サル(猿杙)!!」

実況にセッター並みのナイスセットと言わしめる木葉の素晴らしい判断とプレーが炸裂。たった一言ですが、この言葉とゾクッとさせる表情は読む方のテンションを上げさせますね。

切れ長のつり目がここまで似合うシーンは他にはないのでは無く、そして、梟谷の木兎以外の選手も実力が高いということを示す重要な場面でもありました。

選手としての役割

脇役でセリフも少ないですが、梟谷の選手としても重要な役割を果たしている木葉。特に、チームの盛り上げに関しては木兎にも負けずとも劣らないほどのキーパーソンであり、あだ名をつけられるくらい可愛いところもあるんですよ。

木葉秋紀の独特な盛り上げ方

梟谷ではテンションの上げ下げの激しい木兎をいかにコントロールするかに勝負の勝敗が左右されますが、そこでも木葉は活躍しているんです。

木兎がしょぼくれモードになり使い物にならなくなっても、赤葦の無言のアイコンタクトにいち早く気が付き、チームメイトに声をかけて木兎を励ましてチーム全体を盛り上げているのが木葉

その言い方が独特で、そんなにオーバーに言ったらむしろ逆効果なのではと思うくらいわざとっぽいんですが、単純な木兎にはこれくらいがちょうどいいとわかっているところに木兎やチームへの愛を感じます。

また、木兎が弱っている時だけでなくても、木葉は木兎並みに「ヘイヘイ」と声をかけてチームを盛り上げていました。チャラそうな木葉だからこそオーバーな言い方や声掛けが受け入れられている。そんなところからも木葉の魅力がうかがえますね。

器用貧乏と呼ばれる所以(ゆえん)

スパイクなどの攻撃力もレシーブなどの防御力もどちらも高ければ、普通はエース級の扱いを受けるはずですが、木葉は木兎のように派手なプレーがなく、地味にチームを支えるプレーばかりなのであまり目立たなくなっています。

木兎の陰に隠れてしまい、オールラウンドな実力を常に発揮しているのにそこまで称賛されない木葉ですが、そんな彼がいるおかげで、木兎が不調になっても梟谷の総合力が下がらず常に強くいられていることを忘れないでほしいですね。

そして、いつも木兎にいいところをもっていかれてしまうそんな彼を、チームメイトの小見は「Mr器用貧乏」と名付けているんです。

まとめ

「ハイキュー!!の木葉の魅力」アニメなどでは出番の多いエースなどに目がいってしまいますが、脇役だとしても細かく描写されており、とても魅力高い人で、木兎のテンションをコントロールするための要としても、チームの盛り上げ役としても、力を発揮する木葉は梟谷にとってなくてはならない存在です。

チャラそうな見た目と性格からは思いもよりませんが、そのような意外性が魅力なんですね。