ここでは、2015年から2016年にかけて放送された大人気アニメ「暗殺教室」の見所やあらすじ、感想をまとめていきます。
- アニメを見逃してしまった
- この作品を知らない
- またはもう一度復習したい!
というあなたのために、いまさら聞けない暗殺教室の魅力を1期1話から順を追ってご紹介。
暗殺教室1期のあらすじとネタバレ込みの感想
暗殺教室の結論だけが知りたいなら最終回だけを見ればよいのですが、それでは暗殺教室の魅力は全く感じられないので1期の1話から順を追ってストーリーと様々な場面に仕掛けられた伏線にも大注目!
第1話「暗殺の時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 寺坂竜馬 (CV 木村昴)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
「暗殺の時間」の見所
暗殺教室1話目のメインは突如現れた謎の超生物に月が爆破されたというニュースの後、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラスE組に、担任としてやってきたのが月を破壊した本人であるその超生物「殺せんせー」という異常な光景ですね。
殺せんせーがE組にやってきた理由は現時点では謎しかないのですが、
- 謎の生物がE組のクラス担任になる
- その担任である殺せんせーを暗殺する
- ターゲットである殺せんせー自体が生徒たちに自らの殺し方を教える
特に3つ目の殺せんせーを殺すための手法を、殺せんせー自らが生徒たちに教えること、こんなの普通じゃ考えられません。
普通は自分の弱点を探られるのを嫌がって逃げたりするのですが、殺せんせーの場合は自分の弱点や殺し方を生徒たちに自分でレクチャーするんです。ただ、1話目では基本的に暗殺がテーマではありながらコメディなのかな?と思わせる場面がいくつもありました。
第2話「野球の時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 杉野友人 (CV 山谷祥生)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- 浅野學峯 (CV 速水奨)
「野球の時間」の見所
元野球部員だった杉野は、野球球を使って殺せんせーを暗殺しようと試みますが、マッハ20で動く先生相手ではもちろん失敗に終わります。
杉野は元野球部でしたが、E組は部活禁止のため強制的に辞めさせられてまり、野球部にいた頃も、球速が遅いためにレギュラーを降ろされていたのですが、そんな杉野に殺せんせーが的確にアドバイス。何で地球破壊をしようとするの?レベルで本当に優しい先生です。
第3話「カルマの時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
「カルマの時間」見所
3話で初登場キャラの停学になっていた赤羽業も復学。しかし業(カルマ)は、「先生」という人種に並々ならぬ恨みを持っているようで、何度も殺せんせーに暗殺を仕掛ける。しかしことごとく失敗に終わり、ついに業は最終手段に出る。
まず注目なのは、業の飛び抜けた凶暴性と暗殺能力です。
暗殺は失敗に終わるものの、E組のなかでは群を抜いて身体能力が高く頭の回転が速い業。後半では自らを危険に晒す暗殺方法も実行しており、その執念深さに舌を巻いてしまいます。
この業が烏間先生の指導を受けたら、さぞかし強い暗殺者になることでしょう。
業は、先生に並々ならぬ恨みを抱いているようです。
それもそのはず。業は非常に頭の良い生徒で、E組に来る前の成績は良好で暴力沙汰を起こしても、担任に贔屓されていたため不問になることがほとんど。しかし、集団リンチに遭っていたE組の生徒を助けるため、A組の生徒に大怪我を負わせてしまった業は、自分の保身を重視した担任から手の平を返すように責められE組に落とされてしまったのです。
そんな背景を鑑みると、業がこんなふうになってしまったのも仕方がないような気がしますが、ここはE組で担任は優しい殺せんせー。業の態度も軟化させることはできるのでしょうか。
第4話「大人の時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
「大人の時間」の見所
4話のメインは何と言ってもイリーナ・イェラビッチというビッチ?な先生の登場です。
金髪ビッチキャラとして最初は登場するのですが、この先生が担任に付いたのには重要な理由がありました。
それは、「イリーナ先生は殺せんせーを殺すために派遣された、暗殺者だった」のです。
渚は第1話から、殺せんせーの弱点ノートをつけています。今回もまた、新しい殺せんせーの弱点が明らかになっていますね。殺せんせーはとにかく美女に弱いので、外見だけはパーフェクトなビッチ先生が教科担任という形で政府より派遣されていたのです。
第5話「集会の時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 奥田愛美 (CV 矢作紗友里)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
「集会の時間」の見所
今回活躍するキャラクターは、奥田さんです。
彼女は理科が得意ですが、国語は苦手。でも、苦手はそのままに得意なところを伸ばせば良いと思っているようで……。
そんな彼女に、殺せんせーは機転を効かせた宿題を用意し、そのおかげで奥田さんは苦手を克服することの大切さを学びました。
Bパートからは、E組が本校舎で行われる集会に出向くお話。本校舎生徒との初接触を描いた重要なパートです。
なかでも注目すべきは、本校舎生徒に絡まれた渚が発した殺気!これには絡んでいた連中も怖くなって逃げ出す始末。普通の中学生にはないはずのものを持っている渚は、一体何者なんでしょうか?渚の、開花してはいけない「何か」の片鱗が見えたような気がします。
第6話「テストの時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
- 浅野學峯 (CV 速水奨)
「テストの時間」の見所
椚ヶ丘中学校では中間テストの時期が迫っていたのですが、E組生徒のやる気は低く、みな暗殺にばかり気が向いてました。
そんな状態を案じた殺せんせーは、E組生徒全員が50位以内に入るようにという条件を出し、生徒たちに熱血指導をするのです。ちなみに上記の画像は殺せんせーがマッハ20で動き、高速分身をしながらそれぞれの生徒に同時に苦手な項目を教えている様子。
- 約30人に同時に個別指導をする
- 高速移動の際に衣装を変えたり、逆に疲れてしまうのでは?と思わせる、分身を1人だけ休ませる構図
このあたりが面白ポイントですね。
そして今回は殺せんせーは生徒たちへ大事な指針を残しています。
「第二の刃を持たざる者は……暗殺者の資格なし!!」
名言ですね。暗殺者は必ず暗殺のプランをいくつも用意しておくもの。自分はこれだけやればいい、自分にはこれだけあればいい、このようなプランBを持たない生き方は失敗しやすいため、生徒に様々な角度で生きることを教えてくれていたのです。
さらに、殺せんせーVS浅野學峯という構図が浮かび上がってくるのがこの第6話の注目点。
第7話「修学旅行の時間・1時間目」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
あらすじ
E組は、修学旅行で京都を訪れることに!京都という舞台での暗殺計画に、E組一同のやる気もアップ。
しかし現地で、渚たちの班が不良高校生グループに絡まれてしまう。さすがの業も大人数には敵わず、女子2人が連れ去られてしまって────!?
そんなときに役立ったのが、殺せんせーお手製修学旅行のしおり!渚たちは、無事に女子たちを助け出せるのか?!
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 杉野友人 (CV 山谷祥生)
- 神崎有希子 (CV 佐藤聡美)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
「修学旅行の時間・1時間目」の見所
今回は、神崎さんがクローズアップされて描かれています。
彼女の父は非常に厳しい人物で、それが嫌になった神崎さんは、知ってる人がいない場所で髪型や服装などを変えて遊んでいた過去がありました。ビックリですね。
暗殺教室では、生徒1人1人のつらい過去や懊悩を丁寧に描いており、彼らの抱えているものが、殺せんせーの言葉や行動によって、また1つ1つ解決されていくんだなと感じさせられました。
そして第7話で活躍するキーアイテムは、修学旅行のしおりです。
このしおりは殺せんせーのお手製だけあって、こと細かくいろんなことが書いてあります。その結果、アコーディオンのような分厚いしおりとなっていたのですが、そこには、班員が拉致された時の対処方法まで載っていたのです。
殺せんせーがつくる代物は本当にとんでもないものばかりですが、生徒たちを守るためにありとあらゆる危険を想定して書かれた、「愛のしおり」でもありました。
第8話「修学旅行の時間・2時間目」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
あらすじ
修学旅行も後半に差し掛かる。
実はこの修学旅行には凄腕スナイパーを派遣させており、京都の各所から殺せんせーを狙わせる作戦だった。しかしことごとく失敗に終わり、スナイパーはこの仕事を辞退する。
一方生徒たちは、旅館で恋バナに花を咲かせるなど、中学生らしい楽しみ方で京都での宿泊を満喫していた。
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
- レッドアイ (CV 楠大典)
「修学旅行の時間・2時間目」の見所
この修学旅行には、凄腕スナイパーのレッドアイが派遣されていました。
彼は今までの自分の経歴に自信を持っており、殺せんせー暗殺の手柄を自分のものにできると思っていましたが、もちろん全て失敗。高速の弾を八ツ橋で受け止められちゃぐーのねも出ません。
面白いのが、ターゲットである殺せんせーが、自らレッドアイに会いに来ちゃったこと!湯豆腐を食べながら2人で話し、レッドアイは自分がまだまだ未熟であることに気がつきます。
生徒だけでなく、周りにいる人全てを良い方向へ導いてしまう殺せんせー。本当にすごい生物ですよね。
修学旅行といえばお泊まり!お泊まりといえば、そう、恋バナです。
男子は「気になる女子ランキング」をみんなで作成。女子も女子で、イリーナ先生に「今までおとしてきた男のハナシ」をしてもらいます。そして、そんな男子と女子の部屋にちゃっかり混ざっている殺せんせー。生徒の色恋が大好きなようです。
第9話「転校生の時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
あらすじ
E組に転校生がやってきた!
しかしその転校生というのは、実は人間ではなく自律思考型のロボットだった。持ち前の学習能力を生かして射撃の精度をあげるも、E組生徒たちの授業を著しく妨害する。
そこで殺せんせーは、そのロボットにとある改良を加えるのであった。
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 律/自律思考固定砲台 (CV 藤田咲)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
「転校生の時間」の見所
9話目に転校生?としてやってきた、自律思考固定砲台の「りつ」さん。
これを生徒として受け入れさせた政府も政府ですが、受け入れた(実際には受け入れざる負えなかった)率は凄まじい学習能力を持っていて、射撃を全て避けられた後も、弾道を再計算し射角を修正。隠し弾を織り混ぜることによって、たった数回の射撃でついに先生の左指を破壊するまでに至りました。
この学習能力は、殺せんせーを暗殺する際には非常に有用であると思いますが、激しい射撃の中では生徒たちの授業が思うように進みません。
そこで殺せんせーは、自律思考固定砲台に改良を加え、協調性や情緒を与えたのです。そのおかげで、ほとんど他の生徒と同じようにコミュニケーションをとることができるようになり、今までの平坦な声音や表情が嘘みたいに、可愛いらしく振る舞う姿に注目。 今では生徒から、親愛の情を込めて「律」と呼ばれています。
殺せんせーは人間の数倍、それ以上の頭脳を持っているので、転校生の律に改造を行って、より生徒らしい志向を与え、結果として率が暗殺教室の中でも群を抜いた人気キャラとなったのでした。
第10話「LRの時間」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
あらすじ
イリーナの暗殺の師匠・ロヴロがE組を訪ねてきた。
ロヴロは、イリーナでは殺せんせー暗殺任務は無理だと言い、E組から撤退しろと言う。そこで殺せんせーは、ロヴロとイリーナでどちらが先に烏間を倒せるか勝負させる。
イリーナは烏間を倒し、E組に残ることができるのか?!
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
- ロヴロ・ブロフスキ (CV 松山鷹志)
「LRの時間」の見所
今回はイリーナ先生とロヴロの師弟対決となります。
イリーナ先生は、最初こそ露骨な戦法でことごとく烏間先生の暗殺に失敗していますが、彼女の苦手を全力で克服しようとする姿に、最後には烏間先生も降参。イリーナ先生は見事E組に残ることができたのです。
Bパートからは、渚と業のトンデモ映画体験!
2人は殺せんせーに頼んで、気になっていた新作映画をハワイの映画館で見ることになりました。渚と業は殺せんせーの服の中に入り、初めてマッハ体験。映画上映中も、聞いたことのない英単語などは先生がこっそり解説してくれるという超快適な環境。これは羨ましい。
つくづく思いますが、殺せんせーって学校に1人は欲しいくらい頼りになる先生ですよね。こんな体験ができる学生は、E組生徒以外おそらくいないでしょう。
第11話「転校生の時間・2時間目」
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
あらすじ
E組にまたもや転校生がやってきた。
転校生のイトナは殺せんせーと同じ触手を持っており、自分は殺せんせーと血を分けた兄弟だという。
そしてイトナは、殺せんせーに生き残りを賭けた決闘を申し込む。殺せんせーとイトナ、同じ触手を持つもの同士の戦いが始まる────!
メインキャスト
- 殺せんせー (CV 福山潤)
- 潮田渚 (CV 渕上舞)
- 赤羽業 (CV 岡本信彦)
- 茅野カエデ (CV 洲崎綾)
- 堀部糸成 (CV 緒方恵美)
- 烏間惟臣 (CV 杉田智和)
- イリーナ・イェラビッチ (CV 伊藤静)
「転校生の時間・2時間目」の見所
転校生としてやってきたイトナはなんと、殺せんせーと同じ触手を持つ生徒でした。
殺せんせー以外にもこんな触手を持つ人?がいたんですね。衝撃の事実でした。身体的なパフォーマンスはそれゆえにほとんど互角。
この回は、イトナというかつてない強敵が現れたことで、先生が追い詰められるシーンが多くあります。もちろん先生の暗殺が目的のこのE組ならば、殺せんせーが追い詰められることは嬉しいことのはず。しかし、渚はこのように考えます。
「何で僕は悔しいんだろう…後出しじゃんけんのように次々出てきた殺せんせーの弱点」
「本当ならそれは、僕らがこの教室で見つけたかった」
そう、殺せんせー暗殺は、今やE組生徒たちが自分たちの力だけで成し遂げたい目標となっているのです。このような心境の変化が見られるのがこの回の面白いところですね。
まとめ
引用元:暗殺教室 © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
基本的にネタバレを前提とした記事となりましたが、実際は文字だけでは表しきれない「面白さ」がそこにはありました。
暗殺教室は「驚き→笑い→感動→笑い→笑い」となっていて、結局は感動というよりも生きる意味を感じた作品になっています。
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「暗殺教室」第1期の第12話〜の記事も併せてどうぞ!
