ここでは、2019年7月から9月にかけて放送された、アニメ「ギヴン」のあらすじや感想をまとめていきます。
だんだんと真冬の過去に関することがわかってきましたね。ますます目が離せないアニメ「ギヴン」。
今回は第6話の紹介です。
ギヴン 第6話 あらすじ&メインキャスト
© キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会
最初に軽いあらすじとメインキャスト紹介です。
あらすじ
真冬の過去の片鱗に触れた立夏は、しかしそれについての自分の考えがまとまらずにいた。
そんなとき、秋彦は新曲の歌詞を真冬に書かせたらどうかと提案。
立夏は真冬の決意を聞き、自分の恋心を自覚する────
メインキャスト
- 佐藤真冬 (CV 矢野奨吾)
- 上ノ山立夏 (CV 内田雄馬)
- 中山春樹 (CV 中澤まさとも)
- 梶秋彦 (CV 江口拓也)
- 鹿島柊 (CV 今井文也)
- 八木玄純 (CV 坂泰斗)
ギヴン 第6話 「Creep」感想&考察
真冬とはあまり関わらないほうがいいと教える笠井さん。
立夏は衝撃を受けたようで、それについては何も答えませんでした。というか、答える前にクラスメイトがかましてきました。
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クラスメイト「上っち見てよ、植木の描いた似顔絵がやばい」
空気読もうぜ……いや、空気読んだ結果なのか……?とにかく、立夏がその話についてどう思ったのかは曖昧になってしまいました。
真冬が過去に男子と付き合ってたこと、そして真冬が原因の一端となってその彼が自殺したこと。これについて立夏はどう考えているんでしょうね。
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放課後────
真冬のバイト中、あの柊が真冬に会いに来ました。どうやら真冬が音楽を始めたことについて、いろいろ聞きに来たようです。
柊「俺には真冬が前向きにそれを始めたのか、それともいまだにとらわれてる的なことなのか微妙だなと」
つまり、真冬は由紀の死を乗り越えたからこそ音楽を始めるのか、未だに由紀に囚われているから彼の愛した音楽に縋ろうとするのか、どっちなのかでだいぶ意味が違うぞということですね。
真冬「俺にもわかんないよ」
真冬はそう答えますが、筆者は後者寄りかなあと思います。なぜなら、由紀が死んで、真冬が泣いているシーンが1つもないからです。泣いていないということはつまり、由紀の死にまだ正面から向き合えていないのではないでしょうか。
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柊は玄純と合流。真冬が音楽を始めたことを報告します。
柊「あいつ今バンドやってんだぜ」
と、どこか感慨深そうに言う柊。それに対して、
玄純「お前が気に病むことじゃねえだろ」
と頭をわしゃわしゃ。「気に病む」って一体どういう……?
柊「病むよ、しょうがないじゃん」
柊「俺たちみんな幼馴染なんだから」
なるほど。やっぱり真冬、由紀、柊、玄純はみんな幼馴染だったんですね。真冬に今日会いにきたのは、柊なりに心配だったからなのかもしれません。真冬と由紀が付き合っていたこともこの2人は知っているみたいですし。
とにかく優しい幼馴染だということがわかってよかった!
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立夏はあのとき聞いた言葉について考えることを放棄。それ以来ボーッとしていることが多い立夏のもとに秋彦がやってきました。
どうやら出来上がった新曲にドラムをつけてきてくれたようです。立夏のこの照れてるようなムズムズしているような顔が面白いですね〜w
しかし注目すべきは、その後の真冬の歌声についての感想です。
立夏「腹の底がムカムカするっつか、何かたたき壊したくなるっつか」
はい、察しの良い皆さん。お気づきですね。これは間違いなく妬いてます。
真冬が歌うときにいつも思い浮かべているだろう人物は由紀です。由紀に対する叫びを真冬は無意識に歌声にのせているわけですが、それに耳ざとく気づき何となくすっきりしないような気分になっているんですね。
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と、ここで秋彦兄さんがナイスアイデアを出してくれました。新曲の歌詞を真冬に書かせるのはどうかと提案してきたのです。
筆者、大賛成〜〜!!!由紀に対する言葉にならない叫びを、この機会に言葉にして、改めて彼の死に向き合ってほしいからです。そして立夏との新しい恋に目覚めてちょ!
とか、恋人を失った経験のない筆者だからこそ、こんなに軽々しく言えるんだと思いますが……
もし自分がその立場だったら、何て言えばいいのかわかりません。それは真冬も同じで、歌詞に何を書けばいいのか相当迷っているようです。
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それでも立夏に任せられた以上、ちゃんと書くつもりみたいです。健気で可愛い真冬。
電車やバスを乗り継いで、どこかへ出かけていったようですが……歌詞のアイデア集めでしょうか?
そしてたどり着いたのは海。もしかしたら、元彼との思い出の場所なのかもしれません。
真冬「さみしくないよ」
そう1人呟く真冬。自分に言い聞かせてるのかな……。でも、絶対真冬は心の奥底では寂しがってるはずです。自分で精一杯寂しい心を塞き止めている真冬が、筆者はすごく心配……。
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真冬「歌詞ね、頑張ってみるよ」
海に行ったことで気持ちがまとまったのか、真冬は立夏に決意を話します。
真冬「俺さ、本当に……本当に好きな人がいたんだ」
噛みしめるように呟く矢野さんの演技力よ……。
真冬「まだ俺は…これ以上の言葉を持てない、けど伝えたいことはあるって思ったから」
でもこれ、立夏には思いっきり地雷。
立夏「好きな人?ああ…これは…これは…」
立夏「嫉妬だ」
やっとはっきり自覚した立夏。やっとここまできたかって感じですね。
未だに元彼に縛られているらしい真冬に、立夏はどうアプローチをかけるんでしょうか?ただの友達には普通に優しいのに、本気の相手には不器用そうだから筆者心配だぞ!
まとめ
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- 真冬、由紀、柊、玄純はみんな幼馴染で、真冬と由紀の関係はほかの2人にも知られている
- 真冬は新曲の歌詞を書くことになった
- 立夏はやっと真冬への気持ちを自覚した
やっと立夏が!立夏が……!嬉しい気持ちもあるけど、まずは真冬が自分の気持ちに区切りをつけてからじゃないと、2人の仲は進展しないような……。でも多分、真冬が歌詞を完成させられれば、気持ちに少しは節目がつくんじゃないかなって思います。