青のオーケストラは2017年4月にマンガワン(小学館)で連載がスタートした阿久井真(あくいまこと)先生のウェブ漫画です。
この青のオーケストラがついにテレビアニメ化されることが決定しました。
そこで今回は、
- テレビアニメの放送時期はいつか?
- アニメキャスト予想
- 青のオーケストラのあらすじ
- キャラクターのプロフィール
- テレビアニメの見どころ
について見ていきましょう。
「青のオーケストラ」テレビアニメ化はいつ?
これまで「テレビアニメ化決定」までしか告知されていませんでしたが、ついに放送時期が正式に発表されました。
「2023年春 NHK Eテレ」で放送することが決まったのです。
NHK Eテレというと「忍たま乱太郎」や「ツバサ・クロニクル」、そして現在放送中の「アオアシ」など数々の人気作を放送している放送局です。
そして「2023年春」ということは、4月からの放送になるでしょう。
作品がオーケストラ部を主題としているだけに、民放局よりかはどちらかというとNHK系列局が合っているかもしれませんね。
アニメ「青のオーケストラ」のキャスト予想
テレビアニメ化が決定した青のオーケストラですが、実はキャストがまだ発表されていません。
ここではキャラクターのキャスト予想をしていきます。
青野一(あおのはじめ)役
引用元:青のオーケストラ1巻
まずはこの作品の主人公である、青野 一役から考察していきます。
この人達が青野役としてファンからの声があがっています。
青野は一度ヴァイオリンを辞めたという「挫折」を経験していますので、硬めよりどちらかというと柔らかい声質がいいという意見が多数寄せられていました。
そのため、柔らかい声質を持っているキャストとして、上村祐翔さんが有力候補としてあがっているのです。
キレイで澄んだ声の上村さんが演じる青野がすでにイメージができあがっていて、「これは上村さんしかいない!!」と密かに期待しています。
上村祐翔さんのプロフィールを見てみましょう。
佐伯 直(さえき なお)役
引用元:青のオーケストラ4巻
続いては帰国子女で青野の良きライバルとなる佐伯 直役について、考察していきます。
佐伯役は内山昂輝さんと松岡禎丞さんを望んでいる声が多く、やはり青野と同質の声の持ち主の人が求められていて、青野と佐伯は異母兄弟という設定なので、どちらが佐伯役に抜擢されるのか、非常に気になるところですね。
特に内山さんはどこか影のある役に定評があるので、佐伯役にはピッタリ合うことでしょう。
秋音 律子(あきねりつこ)役
引用元:青のオーケストラ2巻
本作のヒロインで「りっちゃん」こと秋音律子役にはこの人達にやって欲しいという声があがっています。
秋音はとにかく元気いっぱいのキャラクターで、秋音のイメージにピッタリなのが佐倉綾音さんです。
佐倉綾音さんといえば「僕のヒーローアカデミア」の麗美お茶子役で注目を集めていますよね。
佐倉さんが演じる秋音はものすごく元気いっぱいで可愛らしいこと間違いなしでしょう。
佐倉綾音さんのプロフィールも紹介しますね。
小桜 ハル(こざくらはる)役
引用元:青のオーケストラ10巻
本作の癒し系キャラクターで青野に想いを寄せている小桜ハル役にはこの人達に演じて欲しいという声があがっています。
花澤香菜さんも茅野愛衣さんも優しくて可愛らしい声質の持ち主なので、どちらもハルちゃんにピッタリなのですが、どちらかというと茅野愛衣さんのイメージが強いです。
茅野さんのフワッとした声がハルちゃんにとてもピッタリだと思いませんか?
茅野愛衣さんのプロフィールも紹介しておきます。
その他のキャラクター
その他のキャラクターで、考察したキャストは次の通りです。
考察したら大変豪華な顔ぶれとなってしまいましたが、キャスト発表まで楽しみにしていましょう。
青のオーケストラのあらすじ
引用元:青のオーケストラ6巻
続いては「青のオーケストラ」のあらすじを紹介します。
子供の頃から天才ヴァイオリニストだった主人公の青野 一が、父親のスキャダルにより一度はその道をあきらめたものの、志をともにする仲間のおかげでまたヴァイオリニストの道を歩みだすという、青春サクセスストーリーです。
また個性豊かなキャラクターが多数登場し、実際の高校のオーケストラ部をモデルにしているだけあって、よりリアルなオーケストラ部を感じることができます。
青のオーケストラの登場人物
続いてはキャラクターのプロフィールについて紹介します。
青野 一
まずは主人公である青野 一のプロフィールからです。
【青野 一プロフィール】
- 名前:青野 一(あおのはじめ)
- 所属:海幕高校一年生
- 部活:オーケストラ部
- ポジション:1stヴァイオリン
- 誕生日:1月1日
- 性格:オーケストラ部に入部してからは前向きに変わっていった
- 佐伯直との関係:異母兄弟特徴:元天才ヴァイオリニスト
- 両親:両親が離婚 現在は母親と一緒に暮らしている
青野は第1曲(1話は)は陰キャラとして登場しますが、秋音や海幕高校に入学しオーケストラ部に入部してからは徐々に前向きに変わっていきました。
またハルや滝本先輩などから好意を持たれて、意外と色男な一面も持っているのです。
佐伯 直
続いては佐伯 直のプロフィールを紹介します。
【佐伯 直プロフィール】
- 名前:佐伯 直(さえきなお)
- 所属:海幕高校一年生
- 部活:オーケストラ部
- ポジション:1stヴァイオリン
- 誕生日:2月6日
- 性格:一見天然風に見えるが実はとても好戦的
- 青野一との関係:異母兄弟
- 特徴:12歳までドイツで生活していたため日本語の読み書きが苦手
- 両親:現在は母方の祖母と一緒に暮らしている
佐伯は12歳までドイツで暮らしていたため、日本語の読み書きが苦手です。
そのため漢字は全て青野に平仮名をふってもらうようにしていますが、青野と佐伯は異母兄弟の設定なので、誕生日がきちんと設定されています。
秋音律子
続いては秋音律子のプロフィールを紹介します。
【秋音律子プロフィール】
- 名前:秋音律子(あきねりつこ)
- 所属:海幕高校一年生
- 部活:オーケストラ部
- ポジション:2ndヴァイオリン
- 親友:小桜ハル
- 性格:正義感が強い、気が強い、素直
- 青野一との関係:同級生、ヴァイオリンの指導をしてくれた
- 特徴:運動神経抜群で成績も優秀
- 両親:母親は他界、父親は海外で単身赴任、継母は新聞社勤務
成績優秀で運動神経も抜群、または正義感も強い秋音です。
しかし中学時代、親友の小桜ハルがいじめで転校したことにより、加害者のクラスメイトに怪我をさせてしまい、クラスで孤立してしまいます。
ちょうど同じ頃にヴァイオリンを弾き始め青野と出会い、ともに海幕高校に進学し、青野の個別指導に加え、人並み以上の練習量で短期間で腕を磨くことができました。
小桜ハル
最後は小桜ハルのプロフィールです。
【小桜ハルプロフィール】
- 名前:小桜ハル(こざくらはる)
- 所属:海幕高校一年生
- 部活:オーケストラ部
- ポジション:1stヴァイオリン
- 親友:秋音律子
- 性格:控えめ、優しい、自分に自信が持てない
- 青野一との関係:同級生、恋心を抱いている?
- 特徴:高校に入ってからはコンタクトを使うように(プライベートでは眼鏡を使用)
- 趣味:ホラー映画の鑑賞
中学時代にいじめにあい、転校してしまったことで、その矛先が秋音にいってしまったことをずっと心の中にしまっておきました。
ヴァイオリンの経験者で、青野も上手いと称える程の技量を持っています。
実は過去に青野とコンクールで一緒になったことがあり、落選して泣いていたハルに青野が優しく声をかけたことから、青野のことを意識するようになりました。
そして高校で青野と再会すると、再びその想いを自覚するようになり、秋音や他の女子生徒と青野が仲良く話をしている姿を見かけると「嫉妬心」を抱くこともある意外な一面ももっているのです。
青のオーケストラの見どころ
引用元:青のオーケストラ2巻
最後に「青のオーケストラ」アニメの見どころについて4点紹介します。
実際の楽曲が使用されている
青のオーケストラでは実際の楽曲がたくさん使用されています。
その中から一部紹介しますね。
【青のオーケストラ 使用楽曲】
- G線上のアリア(バッハ)
秋音とハルの中学時代の思い出の曲として登場します。この曲は中学で仲良くなった秋音に、ハルが初めて弾いて聴かせた曲です。
- 交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク)
オーケストラ部部定期演奏会のメイン曲として用意されたのが「新世界より」です。ドヴォルザークが「新世界」を目にした興奮や故郷への想いは、オーケストラに触れた青野や帰国子女として日本にやってきた佐伯に通じる部分があり、本作全体のテーマ曲とも言える楽曲です。
- 「四季」(ヴィヴァルディ)
「四季」は定期演奏会で演奏した楽曲です。原田がソロを務め指揮者はなし、3年生を中心とした弦楽器の伴奏で演奏されました。引退を控えた3年生たちによる、後輩たちへの置き土産ともいえる曲です。
原作でも「音が聞こえてくる」と話題になるほどリアルに表現されているので、これがアニメ化されたら一体どんな感じで表現されるのか、非常に興味がありますね。
青野を中心とした恋の三角関係に発展?
青のオーケストラは基本は部活動の物語ですが、恋愛の様子も所々伺うことができます。
まずハルは小学生の頃に同じコンクールで青野と出会い、それから青野に恋心抱いている点です。
初めは想いを打ち明けることができなかったハルですが、徐々に積極的になっていき青野が秋音や他の女子と話しているだけで、嫉妬をするようになっていきます。
そしてついに第51曲「誘い(いざない)」ではハルが青野を夏祭りに誘うという大胆な行動に出るのです。
一方の秋音はというと、中学生時代に青野と出会い青野にヴァイオリンを教えてもらう仲になり、同じ海幕高校へ進学し、同じクラスとなります。
常に秋音の成長を見守り続けている青野ですが、これが恋心なのかははっきりと分かっていません。
秋音もヴァイオリン初心者なだけに、今は覚えることで精一杯で恋愛にまで興味はいっていないようです。
また青野も佐伯というライバルが出現し、佐伯を超えるために猛特訓しなければいけないため、秋音同様恋愛まで気がいかないような気がしています。
ですがもし、この2人に何かが始まるとするならば、青野、秋音、ハルの三角関係へと発展するでしょう。
正直、あまり恋愛要素は含めず今まで通りの青春部活動ストーリーのままでいて欲しいですね。
原作のどこまでがアニメ化されるのか?
これはおそらく「海幕高校シンフォニックオーケストラ部定期演奏会」までアニメ化されるのではないかと予想しています。
原作でいうとコミックス7巻第41曲「新世界より 第4楽章」までやるのではないでしょうか。
原作が10巻までしか発売されていないことと、作者の阿久井真先生が現在育児をしながら執筆をされているため、原作の進みが遅い状況なのです。
たとえば2クール放送するとしたとしても、おそらく定期演奏会までしかできないでしょう。
コンマス原田先輩の存在
引用元:青のオーケストラ2巻
意外と人気が高い原田先輩は、3年生のコンマスを務めています。
原作第9曲の「憧れ」では、まるで曲と踊っているかのようにヴァイオリンを弾き、弾き終わった後の汗だくになりながらニコッと「良い演奏だったね!」というシーンは「原田マジック」と呼ばれていて、原田先輩ファンの心を鷲掴みにしていました。
そして「強豪校のプレッシャー」や「コンマスのプライド」もしっかり持っていて、本当に頼りになる原田先輩なのです。
ちょっと天然なところも魅力の1つですね。
青のオーケストラのアニメ放送日のまとめ
今回は「青のオーケストラのテレビアニメはいつ放送されるのか?」ということで、放送時期とアニメの見どころなどを紹介しました。
改めておさらいをしてみましょう。
「青のオーケストラ」はテレビアニメ化を望んでいる声が多かっただけに、今回のテレビアニメ化は原作のファンの人達は大いに喜んだことでしょう。
「音が聞こえる漫画」と話題になっていますが、本当に紙面から音が聞こえるようです。
これがテレビアニメ化されるわけですから、原作以上にリアル感がより一層出るに違いありません。
2023年春までは少し先ですが、放送開始まで首を長くして待っていましょう。