飯生の部下におり花楓とペアを組んでいる潔癖症の赤城は、花楓と一緒に行動しておりかなり苦労しているようですが、とある戦いで死亡説がたてられました。
今回はそれが本当なのか検証していきましょう。
- 赤城死亡説
- 赤城と花楓がペアを組む理由
- 二人の任務について
など、「赤城死亡説」について詳しく掘り下げていきたいと思います。
赤城死亡説の真相
引用元:怪物事変
結論から言うと、赤城は屋島襲撃編で亡くなったため、死亡説は真実です。
花楓との相性は良くはなかったものの、決して弱いわけではなかった赤城、どうして亡くなってしまったのか、掘り下げていこうと思います。
屋島襲撃
引用元:怪物事変
まず、なぜ屋島を襲わなければならなかったのか、という点ですが、これは飯生の憂さ晴らしのためです。
この少し前に千葉の工場で穏神一行と結石の取り合いをしていましたが、結石は穏神たちの手に渡り、飯生は千葉の工場を手に入れることができませんでした。
これがよほど悔しかったのか、野火丸が用意した悪党(エサ)でも満足できず、元凶である穏神の苦しむ顔を見ようと部下である赤城と花楓に屋島を襲撃させたのです。
花楓・赤城VS太三郎狸
引用元:怪物事変
花楓と赤城が屋島を襲撃した際、その相手を引き受けたのが太三郎狸です。
そもそも屋島には、人間の住む層と狸の住む層があり、狸たちは作法を守って入ったものには歓迎を、外法で侵入してきた者を警戒し、全ての情報は「裏屋島」を作っている太三郎狸の耳に入ります。
太三郎狸がいる限り屋島の狸が死ぬことはありませんが、太三郎狸自身が外に出てしまうと「裏屋島」はなくなってしまうという特性を利用し、太三郎狸は自分と花楓と赤城を残し、一人で戦うことを選択したのです。
赤城と花楓は個人個人では太三郎狸には敵わないものの、息を合わせて「炎幻連携炎神・火之迦具土」という連携をし、太三郎狸を翻弄します。
この時の火力は四国が火の海になる手前で、気温は40度を超え、真夜中なのに昼間のように明るくなり、太三郎狸一人の力では抑えられないものとなっていました。
太三郎狸が不利になってきたところで夏羽、織、晶、野火丸、穏神たちが到着、主要メンバーが勢ぞろいで太三郎狸に加勢し、お互いかなり消耗しながら戦い、結果は夏羽たちの勝利。
赤城は自身の炎に焼かれて黒焦げになってしまい、そのまま命を落とすこととなったのです。
赤城と花楓がペアを組む理由
引用元:怪物事変
赤城と花楓がペアを組んでいるのは、花楓の暴走を抑制するためのお目付け役が必要で、野火丸が赤城と花楓をペアに任命したからです。
性格も正反対で最初は馬が合わない二人でしたが、任務に出て花楓の炎を見た赤城は、その炎に惹かれて花楓と共に行動し、本格的にペアとして行動することを決意します。
赤城と花楓は正反対の性格
引用元:怪物事変
赤城と花楓は正反対の性格をしています。
花楓は常に誰かと話していたい、騒がしいのが好きですが、赤城は静かなところが好きで、休日なんかはプラモデルの制作に勤しんでいるようです。
八ツ首村に飛行機で向かった際も、他人とは一定の距離を開けておきたいとわざわざ二人分の席を取った赤城ですが、花楓は飛行機の乗客に気さくに話しかけ、頻繁にコミュニケーションをとっています。
未来永劫分かり合えないだろうと頭では分かっていても、炎に魅了された赤城は花楓と切っても切れないパートナーとなりました。
ようやく二人の関係が良い方向に向かって言ったかのように思いましたが、実は一度、修復不可なのではないかと思うほど仲たがいをし、解散危機にまで陥っています。
一体何があったのでしょうか?
解散の危機?
引用元:怪物事変
花楓の炎に魅了され、ペアを組む覚悟を決めた赤城ですが、花楓があまりにも感情的に動くので、手に負えず、一度コンビ解消の危機に陥ったこともありました。
夏羽たちと対峙した際に敗れたのは赤城のせいだと擦り付けられ、腹が立った赤城は、反省させるためにレインボーブリッジがライトアップするまでの約30分間鬼ごっこで自分を捕まえられるか勝負を挑みます。
花楓は破壊するしか能がないため、いつまで経っても赤城を捕まえることができず、結果タイムアップで赤城の勝ち、そこで赤城は花楓に連携することの大切さを説きました。
花楓は人懐っこく明るい性格ですが、その実他人に興味がなく、実際にパートナーである赤城がどんな戦法を使ってくるのかすら想像できなかったのです。
これによりコンビ解消の危機を乗り越えた花楓と赤城は、以前よりもお互いを信頼できる関係になり、屋島襲撃編ではかなり強いチームワークを発揮し、前の闘いでは考えられないほど強くなりました。
赤城と花楓の任務
引用元:怪物事変
赤城と花楓が飯生から言い渡された任務はざっくりいうと「結石を回収すること」で、プラスαで夏羽を見つけたら夏羽の結石を奪い取ることでした。
しかし赤城と花楓は、八ツ首村の流結石を手に入れることができなかったため、飯生に成果を報告できず、飯生から見放されてしまいます。
仲間は最低一つ石を持って帰ってきているのに自分たちは何もないため、花楓の不機嫌度はますます上がり、赤城に当たり散らしましたが、、この後に見かねた赤城が、前文で書いた解散危機を乗り越えた鬼ごっこを実施し、連携の大切さを説きました。
そういった苛立ちもあったのでしょう、元々屋島を襲撃する必要性は全くないのですが、飯生が自分のエゴのために不必要に襲撃することになり、更に以前夏羽にやられている赤城と花楓にとってはやり返す良いチャンスだったため、屋島を襲撃することになったのです。
解散の危機を乗り越え、連携を覚えた花楓は、以前とは比にならない強さで屋島を襲い、あたり一帯をあっという間に火の海にしてしまいます。
この屋島襲撃に関しては、屋島を襲撃することが目的で、更に赤城が花楓の炎に心酔しきっていたため、何を壊しても、何を燃やしても何も言われることはなく、花楓はただただあたりを燃やし尽くす火炎放射器となっていたのです。
この襲撃は「裏屋島」での出来事ですが、炎の力が強すぎて、真夜中なのに昼のように明るかったり、気温が40度を超えてしまったり、更には赤城と花楓の様子が撮影されてSNSにアップされてしまったりと、表にもかなりの影響を及ぼす事態となりました。
赤城と花楓は狸たちに抑えられ、赤城は死亡、屋島襲撃の任務は失敗に終わりました。
赤城死亡説のまとめ
赤城は、屋島を襲撃した際に夏羽たちの攻撃に耐えきれず、自身の炎に返り討ちにあって丸焦げになり、命を落としました。
正反対の性格をしていた赤城と花楓ですが、同じ炎に魅了されるものとして良いパートナーとして動いていたようにも見えます。
最初は渋々組んでいたようですが、最終的にはお互いを認め合う最強のパートナーだという認識に代わっていたのではないでしょうか?
赤城は死んでしまいましたが、花楓はまだ生きているので、これから狸たちが花楓をどうするのか、夏羽たちの戦いにどう巻き込まれていくのか、注目して楽しみたいですね。