【怪物事変】夏羽がかわいい!隠されたその正体と過去

最近アニメ化もされて注目され始めている「怪物事変」。

その主人公の夏羽がかわいいと巷でうわさされていますが、首が取れても生きていたり、自在に体を再生できたりと奇妙な能力を持っています。

夏羽とは一体何者なのでしょうか。

そこで今回は、

  • 基本的なプロフィール
  • 夏羽の正体
  • かわいいとうわさされる理由

など、夏羽の正体や可愛さについてご紹介します。

夏羽のプロフィール

夏羽

引用元:怪物事変

ここでは夏羽の基本的なプロフィールについて書いていきたいと思います。

  • 名前:日下 夏羽(日下は叔母の性)
  • 誕生日:不明
  • 身長:151㎝
  • 得意な作業:薪割り
  • 不得意な作業:接客

夏羽の過去

夏羽は元々「夏羽」という名前ではなく、「泥田坊」というあだ名で呼ばれており、そのころの本当の名前は明かされていません。

泥田坊というのは元々田んぼに住む妖怪の事なのですが、毎日畑で土や肥料まみれになっているからと弥太郎が嫌がらせのために付けたあだ名です。

泥田坊時代は、女将の元に居候しており、泥田坊の母、もとい女将の姉に面倒を見てほしいと女将に押し付けられていたようで、ひどい扱いを受けていました。

学校に行かず、ふろにもろくに入らず、一日中畑仕事をしており、しまいには匂うから、と一緒に食事をすることも許されていない、周りとの関係をすべて断ち切られて生活していたようです。

そこに穏神が仕事で訪れ、泥田坊と仲良くなって自分の正体が屍鬼だと知り、穏神によって泥田坊は殺され、夏羽として新たにスタートすることになりました。

夏羽の正体

月明かりに照らされる夏羽

引用元:怪物事変

夏羽の正体は屍鬼(クーラー)と呼ばれる怪物の半妖、つまりハーフのようなものです。

生まれたころから命結石によって屍鬼の姿は封印されていたものの、一度弥太郎に石を取られたことによって屍鬼になっています。

では一体屍鬼とは何なのでしょうか?

屍鬼とは

屍鬼

引用元:怪物事変

屍鬼の特徴は死なないことで、腕をちぎられようが首をちょん切られようが、頭さえ残っていれば全て瞬時に再生することができます。

屍鬼は血を持たず、痛覚を持たないためできることが多いのが特徴ですが、感情が全くないわけではないので、恐怖や嫌悪などの負の感情に負けてしまえば何もできなくなるでしょう。

しかし夏羽には恐怖や嫌悪などの感情は育ての親、つまり女将たちによって消されてしまっていたので、哀しいかなためらいが全くなく、かなり強いです。

夏羽の両親の存在

屍鬼

引用元:怪物事変

「泥田坊」時代は両親の存在など全く気に留めなかったようですが、穏神と出会って命結石のこと知ることによって、自分の両親が生きているかもしれないという事実に気が付き、次第に両親に会いたいという気持ちが先行するようになります。

屍鬼は元々死なないので、両親のうちのどちらか、怪物のほうは生きているはずなのですが、何らかの理由で夏羽の元を離れており、どこにいるのか、何をしているのかなど、詳細は明らかになっていません。

しかし単行本7巻26話で幻結石と命結石を融合させた際、「光」のようなものが発生しますが、穏神はそれを夏羽が再生する時に放つ「炎」と同じだと言います。

そこで結石の原料は屍鬼の肉体ではないかとされ、もしかしたらそれが夏羽の親かもしれないという仮説が立てられたのです。

石をすべて集めたらこの屍鬼が復活するかもしれない、と考えた夏羽は、「この方に会ってみたい」と意思を示し、根拠はないが生まれた時からずっとそばにあったから何か感じるといい、夏羽たちは本格的に石集めの旅に出るようになります。

ここから飯生との戦いがエスカレートし、夏羽たちは様々な事件に巻き込まれていくようになるのです。

夏羽が可愛いと噂される理由

夕食の準備をする夏羽
引用元:怪物事変

今のところ怖いイメージが勝つ屍鬼ですが、夏羽がかわいいと言われるのには自身の性格が関係しているのでしょう。

どんなところが「かわいい」といわれるポイントなのか、探してみたいと思います。

天然な夏羽が可愛い

許す夏羽

引用元:怪物事変

先ずはじめに、夏羽は天然です。

これは「泥田坊」時代に周りと関わることが一切なく、世間の事を何も知らないことが大きく作用しており、自分の感情の名前も、忖度も知らないので、思ったことをそのまま口に出してしまうようになったため、仕方なく天然に分類されるようになりました。

思ったことをそのまま口に出すというのは悪いことのように聞こえますが、時にはその人が救われる言葉をかけることもあるでしょう。

例えば、雪男子の結との戦いの後、病院にてみんなで話している場面では、人を大勢殺した自分を許せない結に対して、「善悪の事はよくわからないが、俺は結の事いいと思う」と話しています。

これは夏羽なりに結を励まそうとしているのでしょうが、夏羽はそれほど器用ではないため、変にうまい言葉で励ますことはできない、つまりこれは夏羽の本心なのです。

夏羽は自分にとって織や晶、穏神が大事な存在だと認識しているため、結の大事な人を守りたいという気持ちに強く共感したのかもしれませんね。

夏羽は天然part2

女装する穏神

引用元:怪物事変

さて、先程は天然である夏羽のみんなから慕われるような良い一面を紹介しましたが、天然が故の質問に対する受け答えがそうじゃない感が出ている箇所が度々あります。

先ず単行本1巻3話、夏羽と織たちが初めて顔を合わせて一緒に暮らすことになった場面で、夏羽の事がなぜか気に入らない織は、ネチネチと夏羽にいたずらを仕掛けました。

風呂に入りに行く夏羽を自身の糸で足止めしてたところで、「質問に答えろ。何でここに来た」といかにもな先輩面で話しかける織に対して、夏羽は「車?」と答えます。

確かに「何で」と聞かれたからそう答えることもできますが、違う、そうじゃない、織もこれには「そ~いうこと聞いてるんじゃねえんだけど!?」とかなりキレました。

その後も嫌がらせを仕掛けた織ですが、何事もなかったかのようにかわされ、更には穏神からもお仕置きされたため、懲りて何もしてこなくなったようです。

次に単行本1巻のおまけ漫画でしょうか、一番最後のページで、そこそこ仲良くなった夏羽、織、晶が就寝するときに、「疲れていないから眠れない」という織に、晶は「じゃあ恋バナしよう」と提案します。

というか強制的に始め、夏羽にどんな子がタイプか、と問うと「穏神さん」という回答が返ってきました。

そもそもタイプという言葉が分からなかったらしく、晶が「どういう感じの人が好きかってこと」と説明したのですが、夏羽には恋が分からないのでlikeとloveの違いがありません。

これには流石に混乱した織と晶、恋バナすることは諦めてやっぱりもう寝ようか、と提案してお開きになりましたが、完全に誤解を生んだ夏羽、恋を理解できる日は来るのでしょうか。

こういった初心な反応が多いところがかわいい、とうわさされる原因になっていると思われます。

作者の藍本松先生も「夏羽推せるな」とおっしゃっているくらいなので、公認で夏羽はかわいいという認識で問題はなさそうですね。

夏羽の可愛い所と正体のまとめ

何気ない仕草や天然な所が可愛い夏羽は屍鬼と人間の半妖で、一度死んで穏神に拾われ、現在では探偵事務所で働きながら楽しく暮らしています。

何も知らない夏羽がこれから様々な人と出会い、様々な経験をしてどんな風に成長していくのか、注目しながら作品を楽しみたいですね。