二刀流と猪の被り物が特徴的な剣士・伊之助は、自分には親も兄弟がいないと告げていますが、捨て子だったのでしょうか?
伊之介が炭治郎たちと出会う前はどのように生きてきて、親も存在していないのでしょうか。今回は、伊之介の悲しい過去について紹介します。
- 伊之助の過去は何巻の何話で見られる?
- 伊之助の母親はもうアニメに出ていた
- 伊之助の過去には何があったの?
- 母親はなぜいなくなってしまったのか
伊之助には親がいない?
引用元:鬼滅の刃
伊之助は生まれた時から山育ちで自分を育ててくれたのは猪だったことから、自分には親も兄妹もいないと炭治郎に言います。
しかし、無限城戦にて童磨との戦いのなかで自分には生んでくれた母親がいることが明らかになります。
伊之介の過去は何巻の何話で見られる?
伊之介の過去は2度に分かれて登場します。
- 10巻番外編「伊之助御伽草子」
10巻の番外編にて、母猪に育てられたことや、たかはると祖父との出会いが描かれています。
- 18巻第160話「重なる面影・蘇る記憶」
160話にて母親がいない理由や、童磨との関係などが明らかになります。
因みにアニメにも少しですが伊之介の母親が登場しています。
- アニメ第19話「ヒノカミ」
那田蜘蛛山の中で鬼を追いかけていた炭治郎と伊之介ですが、父蜘蛛によって2人は分断されてしまいます。
伊之介は片腕を斬り落とすことに成功するも、父蜘蛛の能力である脱皮によって更に強く巨大な身体となったことで伊之助を瀕死の状態まで追い込みます。
この時、走馬灯をみた伊之介は誰か女性の姿が脳内に流れますが、その時はこの女性が母親だとは知りませんでした。
その後、駆けつけた柱の冨岡義勇の肆の型 打ち潮によって頚を斬られます。
伊之助を育てた人はだれ?
赤子だった伊之助を拾い育ててくれた猪と人の言葉を教えてくれた人物がいます。
赤ん坊だった伊之助を育てた母猪
引用元:鬼滅の刃
赤子だった伊之助を育てたのは、子供を失ってしまった母猪でした。
本来であれば育てることすら考えられないような関係ですが、母猪は子供を失った寂しさから伊之助を育てようとしたのではないかと言われています。
伊之助に言葉を教えたたかはると彼の祖父
引用元:鬼滅の刃
その後、母猪が亡くなると伊之助は山の麓にあった民家を訪れるようになります。
そこには、たかはるという青年と彼の祖父が住んでいました。
たかはるは少しボケはじめた祖父が心配だったために共に暮らすようになりますが、ある日家を空けていると奇妙な生物をあやしている場面を見てしまったことにより急いで追い払います。それが伊之助でした。
それからというもの伊之助は度々、祖父の家に行ってはご飯を貰ったり、百人一首の読み聞かせをしてもらったりと、この頃から少しづつ言葉を覚えるようになります。
この頃から伊之助は言葉を覚えるようになっていったのです。
この時に、伊之助が身に着けていたふんどしから「嘴平伊之助(はしびらいのすけ)」という自分の名前が判明し、たかはるの祖父は親から貰った名前を大切にと伊之助に告げます。
伊之助には生みの親がいる
これまで頑なに母親の存在を認めなかった伊之介ですが、伊之介のことを大切に思っていた母親がいます。
実の母「琴葉」
引用元:鬼滅の刃
母猪に育てられ、たかはるは祖父によって人の言葉を覚えた伊之助ですが、自分を生んでくれた母親の存在がいることを童磨から告げられます。
伊之助か頑なに親はいない、猪に養われていたから母などいないと否定するも、童磨は少しづつ伊之介の母親は名前は琴葉、酷い家庭内暴力を受けていた、などについて語り始めます。
鬼滅の刃に登場する猪の被り物が特徴的な嘴平伊之助。 伊之助は猪に育てられたという過去を持っているため自分には実の母がいないと思っていましたが、童磨と出会ったことで「琴葉」という生みの母について知らされることになるのです。 伊[…]
引用元:鬼滅の刃
童磨の話を聞いて捨てられたと思っていた伊之助は、自分が琴葉に愛されていたことを思い出し、1人になってしまったのも自分を守るための決断だったのだと知り、涙を流すのでした。
伊之助の過去は何巻で読める?のまとめ
- 10巻番外編「伊之助御伽草子」・18巻第160話「重なる面影・蘇る記憶」にて、伊之介の過去が詳しく描かれる
- アニメにも琴葉は登場していた
- 赤子だった伊之助を育てたのは猪
- 人として言葉を話せるようになったのはたかはると祖父の影響があった
- 琴葉は家庭内暴力から逃げるため童磨と出会い、人喰いを見てしまったために殺されてしまう
- 伊之介は母の愛情を沢山うけて生きていた
伊之助はこんなにも母親に愛されていたのだと知り涙を流す場面では多くの人が涙したのではないでしょうか。
記憶のあった頃から親の愛を知らなかった伊之介には母親の愛があったことを思い出すことができ、これからも多くの愛に触れて欲しいですね。


