【ジョジョ5部】もう一人の主人公ブチャラティのスタンドとその能力は

アニメ化もされた大人気漫画、ジョジョの奇妙な冒険の第5部黄金の風、その中でも一番人気と名高いブローノ・ブチャラティですが、ファンの間ではその活躍とかっこよさからもう一人の主人公と言われており、作者の荒木さん的にもジョルノ・ジョバーナとブローノ・ブチャラティのダブル主人公のように捉えていたようなのでその活躍と人気には頷けます。

そんな人気の高いブチャラティの魅力に迫ってみました。

ブローノ・ブチャラティとは

ポルポの隠し財産の事をチームのみんなに話すブチャラティ

引用元:ジョジョ5部アニメより

ブローノ・ブチャラティは1980年9月27日生まれで劇中では20歳、身長178cm、血液型はA型。

基本的に冷静沈着であり、まだ20歳でありながら頭もとてもキレるので組織の上の人間からの信用も高く、幹部までのし上がり、逆境にあってもそれに立ち向かっていく心の強さを持っています。

また常に仲間の事を思い温厚で、情に熱く責任感の強い人柄により、周りから頼られる兄貴的な存在として慕われており、街の人達からも人気が高く皆ブチャラティを見ると挨拶をされるなど、このことからも人柄の良さが伝わりますね。

悩みごとの相談をされるなど、人望も厚くまさに絵に描いたような良い人です 。

しかし自分の信じた事、組織の為なら未成年のジョルノが相手だろうと平然と拷問を行い、仕事であれば相手を消すことも当たり前に行うギャングとしての一面もあります。

子供の頃から覚悟を決めていたブチャラティ

そんなブチャラティですが自分の信じた事ならば人を殺すことも辞さないその性格は少年の頃に片鱗を見せるのでした。

彼はネアポリス郊外の村で漁師の息子として母と父の3人で過ごしていたのですが、彼が7歳の時に両親が離婚をし、二人が離れて暮らす際にこのまま村に残る父と一緒に過ごすか、村を出て都会に移る母と一緒に過ごすかの選択を迫られ、この時ブチャラティは「母は自力で生きていけるが、父は自分がいなければ離婚した傷を引きずってダメになってしまう」と考え、父とともに村に残る事を決意します。

優しいだけでなく物事の真実を見抜く力がこの時からあったようです。

それから12歳になったある日、父は釣りに行きたいという怪しい二人組の男を小島まで乗せたのですが、この二人の本当の目的は孤島で誰にもみられずに麻薬の取引を行うことでした。

そのことを知らずに孤島まで運んだ際に運悪く取引現場を目撃してしまった父は二人組の一人に銃撃され、意識不明の重傷を負ってしまい父が何かに巻き込まれて撃たれ、その父が生きていたら二人組は必ず口封じのために父を消しに来ると読んだブチャラティは、父の病室で待機し、襲ってきた彼らをわずか12歳にしてナイフでさし殺してしまいます。

仲間を殺されたということで二人組の仲間が報復にやってくると考えたブチャラティは自分と父を守るため、町を裏で支配していたギャングの組織「パッショーネ」に入団し、以来、組織に忠誠を誓うものとしてギャングとしての道を歩んで行くのでした。

ブチャラティの運命を変えたジョルノとの出会い

ブチャラティが他のギャング達と違うところは仲間のためなら自らの犠牲も厭わないというところです。

仲間だけでなく、町の人たちにもその思いは向けられており、町で麻薬が横行している事実に心を痛めていて、これは自分と父の人生をめちゃくちゃにした麻薬が今度は町の人たちをも苦しめようとしていることが許せなかったのです。

しかしそんな麻薬を組織が流しているという噂を耳にし、麻薬を憎みながらも、それを流通させる組織の為に働く矛盾に自分の心が「生きながら死んでいく」事を痛感していくのでした。

そんな彼の心を甦らせてくれたのがジョルノです。

彼の黄金のように輝く夢の前に死んでいった心が生き返っていくのをブチャラティは感じ、彼とともに組織を変えることを決意します。

ブチャラティのスタンドはスティッキィ・フィンガーズ

ブチャラティのスタンド、スティッキィ・フィンガーズは青と白を基調とした色の人型のスタンド、首元に大きなジッパーがついているのが特徴で形はブチャラティの服のものと同じような形をしています。

ステータスは、

  • 破壊力:A
  • スピード:A
  • 射程距離:E→C
  • 持続力:D
  • 精密動作性:C
  • 成長性:D

となっており典型的な近距離パワー型のスタンドです。

ジッパーを作るスタンド能力

能力は「拳で触れた物にジッパーを取り付ける」というもので、殴ったものがなんであれジッパーを取り付けることが出来てそのジッパーは開閉可能となっています。

つまり相手の首を殴れば頭と体を切り離すことが出来るということです。

体中を殴ればバラバラにする事も可能な汎用性の高い能力となっており、壁を殴れば切り開いて壁を通り抜けたりと、対象の硬度などを無視して攻撃できるものになります。

攻撃に以外にも移動や治療に使えるスタンド能力

さらにこの能力を応用すれば柱にジッパーを取り付け、そのジッパーを閉じることで上に登るような移動にも使えます。

また、物理的に切れてしまった物を殴ってジッパーを取り付ければ接続も可能です。

実際にこの能力で、切断されたアバッキオの腕やトリッシュの腕を接続しています。

しかも人体だからなのか最終的にはスティッキィ・フインガーズの能力が解けても腕はくっ付いたままとなっているので、ジッパーで接続しているとちゃんと回復して元に戻るようです。

ジョジョ5部のもう一人の主人公

ジョルノにスティッキィ・フィンガーズを食らわせ拷問をしているブチャラティ

引用元:ジョジョの奇妙な冒険単行本より

作者の荒木さんも認めるもう一人の主人公であるブチャラティ。

その活躍はジョルノを凌ぐのではないかと思うほど多く、またジョルノ以上に名言を残しているのも特徴的です。

登場こそチンピラの下っ端感がありますが、ジョルノと共闘を決めてからはその判断力と行動力からジョルノ達を勝利に導きます。

ブチャラティのカッコ良さが凄い

そしてブチャラティが人気を集める要因は何といってもその行動のカッコよさにあります。

ブチャラティは自分の信じる正義を貫き通す意志の強さや強い優しさがあって、トリッシュを殺し自分の身を守ろうとする残虐非道なボスの行いに自分の信じる「正しさ」に従ってトリッシュを救い、組織から離反しボスを倒すという正義の心と、それに対して後悔も感じないという自分の為ではなく、人の為に行動を起こせる強い優しさも併せ持つというまさに主人公に相応しい人間です。

この真の主人公といってもいいほどの正義感と優しさから出る言葉は、私たちファンを魅了した大きな要因でしょう。

ブチャラティは見せ場も多い

ブチャラティはスタンドも戦闘向きという事もあり戦闘シーンも多くそれに伴い見せ場も多く、そしてその戦闘の度にかっこいい名言を残しておりプロシュート戦での「覚悟はいいか?俺はできてる」はその代表例ですし、また同戦いの後半、ペッシ戦の最後にジョジョシリーズ定番の敵を倒した後の決め台詞「アリーヴェデルチ!」もブチャラティの台詞です。

さらに戦闘以外でも、チームのリーダーとして仲間を先導していくブチャラティの言葉は心に刺さるものがあります。

ボスを裏切り、組織から離れることを決意したブチャラティが仲間にそのことを打ち明け一緒について来るものはいるかとう問いに、アバッキオ、ミスタが答え、悩むナランチャは「一緒に来い」と命令してくれと頼み、そうすれば勇気が湧いて来るからと、しかしブチャラティはこれを「来るな」と制止。

そしてブチャラティは「・・・だめだこればかりは[命令]できない!おまえが決めるんだ・・・・自分の[歩く道]は・・・自分が決めるんだ・・・・・」とナランチャを諭し、ブチャラティが真に仲間の事を思っての言葉には本当に胸打たれます。

ブチャラティのスタンドと能力のまとめ

最終的に死んでしまうブチャラティですが、彼の正義を信じる心がジョルノ達に勝利を掴ませたのだと思います。

そしてそんな彼だったからこそ、仲間も最後まで彼の為に命をかけて共に戦い抜くことが出来たのでしょう。

ブチャラティはチームのみんなに希望を与え、生きる意味を与えてくれました。

そしてそのブチャラティに希望を与えたのがジョルノであり、この二人が揃わなかったらボスを倒すことは出来なかったでしょう。

まさにこの二人が主人公である物語、それがジョジョ奇妙な冒険黄金の風だと感じた瞬間です。