ヒプマイのFlingPosseって一体何者?チーム名や3人のキャラを徹底考察

シブヤディビジョンを代表するFlingPosseは作中では3人が楽しそうな掛け合いをする姿が多く描かれ、3人とも自由に過ごす姿が印象的。

そんな3人ですが、1人1人を追っていくと多くの謎があり、そのためFlingPosseだけでも数多くの説や疑惑がファンの中で囁かれています。

今回は、

  • 3人はなぜチームを組んだのか
  • 3人は何者なのか
  • FlingPosseはどのような未来を歩むのか

について考察。今回はドラマCD・コミカライズ版・楽曲・オフィシャルファンブックが情報元になるので、アニメ派の人には先取り情報となる可能性が高いです。

ヒプマイのチーム名FlingPosseに込められた想い

シブヤのスクランブル交差点で飴村乱数と夢野幻太郎と有栖川帝統がセカンドシングルのジャケット撮影をしているところ
引用元:ヒプノシスマイク

まずはヒプマイのチーム名FlingPosseに込められた想いを考察してみます。

FlingPosseってどういう意味?

シブヤディビジョンのチーム名「FlinigPosse」ですが、初めて耳にした時にどういう意味?と思ったはずです。

英語表記チームは、FingPosse以外にもヨコハマディビジョン「MAD TRIGGER CREW」とナゴヤディビジョン「Bat Ass Temple」がありますが、いずれも名前だけでどことなく意味が理解できます。

ではFlingPosseにどんな意味があるのでしょうか?

  • Fling:ひと夏の恋
  • Posse:同志

これらはいずれもラップ用語の意味になり、この場合は「恋」ではないので、「一次的なのもの」という意味で捉えると「FlingPosse=一時的な同志」という意味になります。

ここで、乱数がよく言うセリフの「僕らはPosseだよ!」が「僕らは同志だよ!」という意味だったことが分かりますね。

チーム結成の謎と3人の志

では、この3人はどのような志の下に集ったのでしょう?

そこにはチーム結成の謎が関係しています。

メンバー選別の謎

FlingPosseのメンバーは、リーダーの乱数によって既にピックアップされていました。

そして、本当に幻太郎・帝統でよいのか、裏付けるために2人の調査を元チームメイト・山田一郎に依頼を出していたことがドラマCDからわかります。

ここで、中王区ではなく一郎を頼っていることから、メンバー選別は乱数の独断。あるいは幻太郎・帝統を選んでいる点から乱数に「反中王区」的な意図があった可能性が高いです。

3人の共通点

乱数が幻太郎と帝統を勧誘して結成されたFlingPosseですが、かなりまとまりのないチームに感じます。

職業もそれぞれ、乱数:デザイナー/幻太郎:小説家/帝統:ギャンブラーと、普通に暮らしていたら出会わない組み合わせです。そんな自由奔放な3人の共通点。それは、自由を愛していることです。

この自由を愛する心が「志」と大きく関係していて、彼らの志FlingPosseが目指すのは「中王区からの解放」「真の自由を獲得すること」と言えるでしょう。

自由なようで自由じゃない3人

自由気ままに見える3人ですが、彼ら3人は共通してあるものに自由を奪われていて、それが「中王区」です。

ここからは、1人1人中王区との関係を考察していきます。

中王区の捨て駒・飴村乱数

作中で、中王区言の葉党員・勘解由小路無花果と密会、あるいは電話でのやり取りをする姿が見られる乱数。そんな彼は中王区から「捨て駒」扱いされていて、また、同じ内通者である天谷奴零とは扱われ方が全く違うことが、コミカライズ版から推察できます。

ではなぜ乱数が中王区から不当な扱いをされているのでしょうか。

造られた存在

コミカライズ版ヒプノシスマイク【The Dirty Dawg編(以降TDD)】では、乱数が天谷奴零に造られたクローン人間であることが発覚します。

言の葉党が政権を握る以前から、零は中王区の後方支援をしているところから、乱数製造も中王区の依頼があった可能性が高いです。

人権無き乱数

そもそもなぜ中王区はクローン人間を造る必要があったのでしょう?クローン人間を造らずとも人を雇えばよいのでは?と思ったはずです。

中王区のクローン人間製造の意図としては、

  1. 造られた=天涯孤独
  2. 圧をかけても支持率に影響がない
  3. クローン人間を守る法律がない=生死にかかわる危ない任務を負わせることが容易
  4. ローカルディビジョンの治安維持

以上の4つがあり、特にリリックを聞いたものを洗脳し、使用したものは生死に関わる反動を受ける「真正ヒプノシスマイク」を中王区が使用するようになってからは、専ら③の意図で乱数が使用されています。

TDD編から2年後の現在「神宮寺寂雷を洗脳しろ」という命令が中王区から下るまで真正ヒプノシスマイクを使わせなかったのは、現存の乱数がオリジナルただ1人だったので、中王区が最後の1人の使いどころを見極めていただけで、決して乱数の待遇が良くなったわけではないのです。

また、FlingPosse vs 麻天狼戦で寂雷に対して真正ヒプノシスマイクを使わなかったことは、ある意味正解だったので「真正ヒプノシスマイクを使って寂雷を洗脳しなかったこと」に対しての処分は受けませんでした。

ある意味正解というのは、真正ヒプノシスマイクのもう1つの副作用「洗脳されたものはラップアビリティが(洗脳が解けるまで)使えない」というものがあったからです。

もし乱数が寂雷に真正ヒプノシスマイクを使っていたら、中王区が欲しかった寂雷のラップアビリティが得られなくなってしまうし、1人しか残っていない乱数が消えるという、中王区にとって最悪の事態になっていたと考えると、使わなくて正解だったといえるでしょう。

反骨精神が強いオリジナル

作中では中王区から「オリジナル乱数は失敗作」と言われていて、こにはオリジナル乱数に「人間的感情が含まれすぎている事」にあります。

確かにアニメ・ドラマCD・コミカライズ版のすべてを通して、中王区からの命令に舌打ちをしたり小言や文句を言ったりする姿が見られ、乱数は中王区に指示されることが嫌いな姿をよく見せることから、「中王区の支配から解放されたい」という思いがあることが分かりますね。

身内は中王区によって昏睡状態?夢野幻太郎

先にも書いた通り乱数が得ていた「友人が重い病気で病院からでられない」という情報は、最新のドラマCDから嘘であったことがわかりました。

今回最新のドラマCDを参考に夢野幻太郎という人物について考察していきます。

病院で眠っているのは友人ではなく…

最新のドラマCDから病床に臥しているのは、幻太郎の兄ということが分かりました。

そのCD中で「こんな姿にした奴らい報いを受けさせてやるよ」と言っていることから、幻太郎の兄の病状は相当酷い状態であり、それに対して幻太郎は憤りを露わにしています。

また「奴ら」と言っていることから幻太郎が倒すべき相手は複数人であり、先の「Fling」の意味と、チーム結成してすぐの段階で「乱数はおかしい」「経歴が綺麗すぎる」と疑念を抱いている点から、チーム加入の意図と乱数の関係が強いとみて間違いなく、幻太郎の兄が病床に臥した原因は中王区にあるでしょう。

執筆作品から見る幻太郎

幻太郎の小説は「幻太郎の経験」を基に造られています。

実際、ゲーム内では「登山の話を書きたいけど経験がないから登山をする」という趣旨のイベントストーリーが存在しますし、幻太郎自身「小生は自分が経験したことでないと小説が書けない」と発言。

逆の意味で捉えると、幻太郎の経験が作品の中に眠っていることになり、作品を深く見ていくことでミステリアスな幻太郎を紐解くことができるというわけです。

双子の兄弟愛がうかがえる純文学

コミカライズ版ヒプノシスマイクF.P vs M2巻の3ページに渡って幻太郎が執筆した小説を納品するシーンが描かれ、担当者の評価から小説の内容が分かります。

純文学はそのうちの最初のページに書かれていて、担当編集者の口から「双子の兄弟愛」と出ているので、恐らく幻太郎と幻太郎の兄がモデルとなって執筆された作品とだと推測できますし、そしてこのことから、幻太郎の兄と幻太郎は双子ということも判明。

同性の双子の場合、高い確率で一卵性双生児のため、幻太郎の兄は幻太郎と瓜二つということになります。

青年の孤独な戦いを描くミステリー

こちらは小説納品の2ページ目に書かれています。

担当者の口から「体制側の陰謀に巻き込まれた青年の孤独な戦い」そして「最後の青年の正体」というキーワードが出ているところから、この作品のモデルは乱数で間違いないでしょう。

現実世界に置き換えると、体制は中王区、青年は18歳―25歳を指すので乱数の年齢(24歳)に当てはまります。

加えて孤独な戦いというのは「反中王区」として動く乱数の姿。

青年の正体は乱数がクローン人間であること(この作品の発表当時からすると人外的存在)が描かれているので、恐らく幻太郎は乱数がどのような人物か検討がついていたとみて間違いないでしょう。

相手の正体を知りながらチームに所属しているところを見ると、乱数がそこまで自分にとって脅威ではない。

もしくは「Fling」の真意を理解して戦っているといえます。

組織に誘拐された兄を救うハードなSFライトノベル

最期の納品ページでは、担当編集者の口から「双子の兄が組織に誘拐されて実験体にされてしまうのを阻止する流れ」と出ていることから、この作品のモデルは夢野兄弟で間違いないでしょう。

担当編集者の言葉が抜け落ちていていますが、もっと伝わりやすいやすい文章に変えると「双子の兄が組織に誘拐されて、実験体にされてしまうのを弟が阻止するながれ」となります。

ここで、組織は中王区を指すことが分かり、実験体は「クローン人間の製造」に利用されたことを指すと考えられ、幻太郎の執筆した作品では、兄を実験体にされることを阻止できていますが、現実世界での兄は病床に臥していることから、この作品に「本当は兄を助けたかった」という思いが込められていることがわかりますね。

幻太郎の兄と乱数の関係性

幻太郎のライトノベル作品の考察をもとに、幻太郎の兄と乱数の関係をみると、幻太郎の兄の遺伝子を操作して乱数が造られたといえるでしょう。

今回引用したセカンドシングルのジャケットが一番分かりやすいのですが、乱数のピンク髪は一部薄くなっていることで、そこを消し去ると前髪の形に誤差があるとはいえ、もみあげ・顔の角度・目の色と似通っていることが分かります。

また、2人に共通してセクシーな大根みたいな前髪の存在が確認できることも、2人の遺伝子レベルが近いことの現れでしょう。

幻太郎が求める自由

コミカライズ版ヒプノシスマイクでは、幻太郎の嘘情報を三郎に伝えたのは天谷奴零でした。

加えて、勝手に幻太郎の情報を漏らしたことを乙統女が叱責しているところから、「幻太郎の情報は中王区管理されている」ことが明か。

そして、乙統女の焦り具合から、「幻太郎」の素性は明るみになってはいけないことのようです。

この段階から、小説家・夢野幻太郎とFlingPosseに所属する夢野幻太郎は実は違う人物と推測でき、言い換えれば、幻太郎の兄が「夢野幻太郎」として執筆活動をしていて、昏睡状態になってからは双子の弟が「夢野幻太郎」に成り代わったという推測になります。

ここの説から幻太郎もとい、幻太郎の双子の弟が求める自由は、兄を中王区から解放し、自分も もとの自分として生活することでしょう。

そこには、中王区から一番近い存在である乱数と仲間になり、内情を探る必要があったと見えます。

母親はあの人・有栖川帝統

有栖川という貴族中の貴族の名字を持つ帝統ですが、実際の生活は極貧生活。「野宿」という言葉が帝統の口からよく出ています。

また、ヨコハマディビジョンの毒島メイソン理鶯にもよくご飯を食べさせてもらう姿があり、野良犬のような生活をしていました。

そんな帝統ですが、オフィシャルファンブックでついに、内閣総理大臣にして中王区言の葉党党首・東方天乙統女と親子ということが判明。

乙統女側は、自分の子と認識していますが、帝統の方はどうでしょうか?

政治に無関心な帝統

母・乙統女は男性優位の政治社会を変えるために若い頃から奮闘していましたが、帝統は全くと言っていいほど政治には関心がないようで、中王区の実質NO.2 勘解由小路無花果と対面しても「誰だあれ」といい、幻太郎に呆れられていました。

また、アニメ1話冒頭の2年前に乙統女が政権を握りH法施行を宣言したときも、テレビ画面に背を向けてスロットに勤しんでいて、母の宣言すら聞く耳を持っていないところをみると、母親が乙統女という認識がないことがわかります。

乱数の意図と帝統の自由

乙統女と親子という自覚がない帝統ですが、このことを利用して乱数がチームに誘ってきた可能性が大いにあります。

理由として、いざとなったら帝統を餌に乙統女を揺すれることにあり、乙統女は帝統を「もう関係ない」と言っていますが、自身がおなかを痛めて産んだ子を易々と切り捨てることは難しいでしょう。

そして、帝統が求める自由は有栖川家と賽からの解放も

作中での東方天と有栖川の関係は、乙統女からみて東方天が父方、有栖川が母方の実家で、帝統は幼い時に有栖川家に預けられるので、乙統女の記憶があまりないのも頷けます。

また、帝統がまだ幼い時は男尊女卑が蔓延する時代であると共に、政治家の血を引く身であることから幼少から英才教育を受けていた可能性は高いです。

そんな家に嫌気がさして飛び出したという推測は、帝統の性格から容易に予想できます。

この時点で一見自由に見えますが、乱数とチームを組んでFlingPosseとして活動するからには中王区の監視もとい、母親から見られていることになり、これは乙統女がその気になれば実家に連れ戻せてしまうのです。そう考えると帝統は不自由ですよね。

賽からの解放はファーストシングルのドラマCDから推察。チーム加入するか否かで、帝統は賽を振って決めようとしていました。

ここでは「入らない」と先約した方の目が出たため「残念でけど入らない」と回答しますが、乱数によって偶数の目に変えられます。

ここで帝統は怒るのですが、乱数に「僕と一緒にいてろくでもないことになったらサイコロの神様はいて、ならなかったらサイコロの神様はいないって証明になるよね!」と言いくるめられました。

実際、賽を振る直前の帝統の気持ちは加入したいという思いが伝わってくるので、帝統は賽に行動を支配されていたといえるでしょう。

Stellaから読み解くFlingPosseの未来

ピアノの伴奏と幻太郎の朗読から始まるStellaは、幻太郎が執筆したという提の楽曲になっています。

先にも書いた通り、幻太郎は自身の体験からしか物語が書けないので、この曲も実際の3人の設定を別の角度から見て執筆した作品といえるでしょう。

stellaとstellarのちがい

YouTubeのコメント欄では本当はStellaではなくStellarと表記するのが正しいというコメントを見かけますが、実際どうなのでしょうか。

調べてみると、

  • Stella:星(ラップ用語では輝き)
  • Stellar:〔Stellaの形容詞形〕星の・星から成る

という意味になります。

このことから、StellaもStellarもどちらの表記も存在し、誤字や脱字ではないことは明確で、今回Stellarが正しくてStellaが間違いという説を否定したかったわけではありません。

実際私もRがないことで乱数がFlingPosseから消えることを示唆しているという内容を書こうとしていたので、不意を突かれたところです…。

Stellaから読み解く3人の正体

Stellaの魅力は、今までのFlingPosseとは全く異なる雰囲気・設定の曲という点でしょう。

いつもせわしない3人がしっとりとした曲を歌う姿にギャップ感じたはず。しかし、この設定にこそ3人の正体が隠れていたのです。

焼け落ちた剣の星の王様・有栖川帝統

Stellaは三番手→二番手→リーダーという登場の仕方をし、帝統の設定は焼け落ちた剣の星の王様です。

このことから、

  • 焼け落ちた剣=戦争のない時代/剣=ナイト=男性の象徴が焼けているので男性優位ではない時代
  • 王様=政治の覇権を握る者の血を引く

つまり、男性優位ではない時代の政治覇権者は乙統女を指し、ここから帝統が東方天乙統女の息子と割り出せます。

右側が水晶左側が砂の星の山賊・夢野幻太郎

続いて二番手の幻太郎の設定は右側が水晶左側が砂の星の山賊という設定です。

  • 水晶=栄誉・栄光
  • 砂=なにもない

ということの暗喩と言えます。

このことを先の幻太郎の考察と照らし合わせると、「自分は売れっ子作家夢野幻太郎のふりをしている凡人」ということになり、そしてなにより山賊という設定。

曲の中で帝統に対し「盗賊には盗賊の流儀があると知れ」ということから山賊より盗賊の認識の方が強いといえます。

ではなぜ、幻太郎は「山賊」なのでしょう。山賊のイメージは山に潜む追剥が近いでしょう。

これも、兄・幻太郎の身ぐるみや社会的評価を自分が剥いで纏っていることの現れと言えますが、ここには、兄に憧れていたというより、兄がいつ回復しても元の生活を送れるようにという幻太郎弟の優しさがあるように見えます。

もしくは、兄をこん睡状態に陥れた中王区からの指示なのかもしれません…。

幻太郎に双子の弟が成り代わっているという話を何度もしていますが、これは中王区の行動からも説明できます。

先にも乙統女は天谷奴零が夢野幻太郎の情報を三郎に漏らしたことを叱責しますが、結果中王区にとって大事には至っていません。

そこには、乙統女が認識している夢野幻太郎と乱数が接触した夢野幻太郎が違うから

つまり、乙統女の反応から見るに「病床に臥している夢野幻太郎」が本物の夢野幻太郎であり、現在FlingPosseとして活動しているのは夢野幻太郎を名乗る弟ということです。

でなければ、「夢野幻太郎」の情報を中王区が管理する必要はどこにもありません。

光り方を忘れた隅っこの星の科学者・飴村乱数

最期はFlingPosseのリーダー飴村乱数。彼は光り方を忘れた隅っこの星の科学者という設定で登場します。

Stellaにはラップ用語で「輝く」という意味があります。そのタイトルに反してこの星は「輝いていない」のです。

そして、乱数パートでは「研究は気が付けば人の道を外れた」とあり、これは乱数が禁忌の生命実験によって造られた存在とわかります。

現行法律や制度下で禁止されているのは「人間のクローン研究」で、ここには、クローンに人権があるのか、クローンは人間として扱うのかオリジナルとクローンで差別が生まれるのではないかという問題があるからです。

そして、光り方を「忘れた」とあることから、もとは輝きを持った存在だったといえます。

そんな乱数をみてみると、TDD編の4巻で寂雷に対し「人間であることがそんなに偉いのかよ!」という姿が垣間見え、このことから、乱数には「自分は人間でないことのコンプレックス」を持っていることが感じ取れるため、

このコンプレックスが「乱数が輝けない理由」といえるでしょう。

動画のギミックから見るFlingPosseの未来

動画のギミックから見るFlingPosseの未来について。

読み解くカギはHoodStar

動画は幻太郎の朗読が終わった後最終サビまで字が黄色です。

乱数のパートに入ってから、字が乱れ黄色から黄・赤・緑と目がチカチカする表記になり、乱数が合流してからは字が白になります。しかしまた最後には黄色にもどってしまっています。

これを解くヒントは「HoodStar」の幻太郎パート

幻太郎パートは、「演じきる背徳的態度性悪でノワールなジキルとハイド 光の三原色RGB 乱数・幻太郎・残りは馬鹿だ」となっていて、特に重要なのは「光の三原色」という表現です。Stellaの動画内では3つの円が重なる図がサビの部分で登場します。

ここで、「光の三原色」と検索を掛けるとほぼ同じ図がたくさん出ることから、Stellaは光の三原色と密接に関係していることが分かりますね。

字の色と未来のカギを握る乱数

先ほども書いたとおり、この楽曲の字の色は乱数と合流する前まで黄色→合流してからは白→最後は黄色と変わっていて、それには乱数が大きくかかわっていることが分かります。

最初と最後の黄色はチームカラーが由来でしょう。

「白」が登場する点で光の三原色が関係してきて、光の三原色は色の三原色とは異なり、掛け合わせるほど色が明るくなります。

光の掛け合わせで「白」で一番明るい光になるわけです。結論を言ってしまうと乱数・幻太郎・帝統の3人が揃うことで「白」になるのです。

逆に3人のうち誰かが欠けると白ではなくなるということになります。

最期にまた黄色に戻っているところから誰かが欠ける。もしくは解散を示唆しています。欠ける場合の可能性としては、乱数もしくは幻太郎でしょう。

乱数は先ほどのR説に加え、いつ中王区に処分されるかわからない点は幻太郎は、光の三原色からの推察です。

はじめの黄色はFlingPosseのチームカラーで説明できますが、3人が揃い、最後また黄色に戻り、白から幻太郎の「緑」を抜くと黄色になることから、将来的に兄が回復して自分が夢野幻太郎を名乗る必要が無くなって自主離脱したと考えるのが妥当となります。

しかし2人のいずれかが離脱するより、中王区にまつわる全てのことが収束して解散する未来の方が、3人にとって幸せなのかもしれません。

まとめ

  • 3人がチームを組んだのは、本当の自由を得るための可能性が高い
  • 飴村乱数はクローン人間/夢野幻太郎は夢野幻太郎を装った双子の弟/有栖川帝統は東方天乙統女の息子
  • FlingPosseの未来は解散もしくは乱数or幻太郎の離脱が考えられる

今回は謎が多いFlingPosseについて考察してきました。

乱数や帝統の情報は公式からたくさん情報提供されているのですが、幻太郎は公式のガードが高く中々正体が掴めないですね。

こういったFlingPosseの謎多き側面がたくさんのファンを魅了しているのかもしれません。

そして、幸いなことに今後コミカライズ版ヒプノシスマイクでは各キャラクターの過去編がスタートするそうなので、3人の過去明かされる日も近いです。