【名探偵コナン】赤井秀一の家族は謎が多い!苗字が違うのは何故なのか?

名探偵コナンに登場する赤井秀一と彼の家族については、最も謎に包まれている家族として作中でもかなり注目されており、作中で話が進むごとに少しずつ明らかになっていき、現段階でも様々なことが判明。

また、何故赤井秀一とその家族達はそれぞれ苗字が異なっているのかということについても、理由があるようです。

そこで今回は赤井秀一にまつわる家族構成と、何故それぞれ苗字が異なっているのかということについてご紹介。

名探偵コナンの陰の立役者である赤井秀一の家族構成

まずは、赤井秀一とその家族達について。

赤井秀一(長男)

名探偵コナン 緋色の弾丸の赤井秀一

引用元:名探偵コナン

赤井家の長男で根強い人気を持つキャラクター。

凄腕のスナイパーとして、これまで様々なところでコナン達をサポートしてくれる重要キャラ。

赤井秀一の初登場回

初登場はコミックス29巻/アニメ第230〜231話【謎めいた乗客】で、バスの乗客の1人として登場

この話は、コナン達少年探偵団と阿笠博士が乗っていたバスがジャックされてしまうというもので、赤井秀一は見るからに怪しい風貌だったこともあり、最初はバスジャックの容疑者として疑われていました。

この時は判明していませんでしたが、彼の正体はFBI捜査官で、黒の組織のメンバーでもあるベルモットを探すためにバスに乗っていたことが明らかになります。

赤井秀一の過去のコードネーム

さらに、過去にはスパイとして黒の組織に潜入していたこともあり、コードネーム【ライ】としてスパイ活動をしている最中に、まだ小さかった妹の世良真純と遭遇したこともあり「帰れ」と叱り付けたり、すぐに帰れるように切符を買いに行く姿があることから、妹想いの優しいお兄さんです。

現在では、赤井秀一は死亡したということにしてあり、大学院生の沖矢昴として工藤邸に住みながら、シェリーこと灰原哀を黒の組織から守っています。

世良真純(長女)

ボーイッシュで元気な女子高生である世良真純は、赤井秀一の妹でもあります。

一人称も「ボク」でボーイッシュでもあることから、初めて会う人からは度々男の子と間違えられおり、あの怪盗キッドですら勘違いしてしまうほど。

世良真純の初登場回

初登場回はコミックス73巻/アニメ第646話〜647話【幽霊ホテルの推理対決】

これは、ケーキバイキングへ行く途中の蘭と園子とコナンは、バスの中で世良真純と出会い、ここで世良真純は特技のジークンドーも発揮しており、少しずつ赤井秀一と似ている部分が垣間見えている回でした。

ここで彼女は「自分は女子高生探偵だ」と言っており、コナンに負けず劣らずの推理を発揮。さらに、過去にコナンや蘭と出会っていたことがあるような発言も見受けられるほどです。

世良真純はコナンの正体を知っている?

自分の母親の体が縮んでしまったということもあるため、恐らく世良真純はコナンの正体が工藤新一であるということを見破っている可能性があります。そして、修学旅行の時に工藤新一の姿に戻っている姿も見ていたため、少しでも体を元に戻す方法を得ようとコナンに色々と探りを入れている様子。

兄の赤井秀一は既に死亡していると聞いていますが、沖矢昴が赤井秀一であるということについては、まだ確証が持てていない様子ですが、2021年に公開予定の映画「緋色の弾丸」で、ジークンドーをし合う光景があったので、何かしら掴んだのではないでしょうか。

羽田秀吉(次男)

天才棋士で「太閤名人」という愛称で親しまれている羽田秀吉は、赤井秀一の弟です。

とても頭の回転が早く、将棋だけではなく推理力もとても高く、コナンと一緒に婦警の宮本由美を助け出したこともあります。

羽田秀吉と宮本由美は交際していた

そんな羽田秀吉と宮本由美は、かつて交際をしていたのですが、由美が警察官になるからということで一度別れを告げますが、羽田秀吉はその際に彼女に「7つ揃うまで開けないでください」と言って一通の封筒を手渡します。

後にこの封筒の中身は婚姻届であることが判明したのですが、その事を知らなかった由美は「もう待てない」と言って、秀吉をフるることに。

この7つというのは、将棋の7大タイトルのことで、コナン達と出会った時の羽田秀吉は7大タイトルまで王手をかけている状態でしたが、その対局の前に由美が誘拐されたということを知り、対局中に「長考します」と告げ、コナン達と共に持ち時間内を使って由美を探しだし、無事に救出した足で会場に戻り、なんとか持ち時間内に勝利。

しかしこの段階では、由美は秀吉が天才棋士であるということは知らず、落語をしていると勘違いするものの後にあの太閤名人が羽田秀吉であるということが判明し、今現在は、結婚まではしていませんが交際中ということで、今後の2人の恋の進展にも注目が集まっています。

赤井務武(父親)

未だにほとんどが謎に包まれているのが、赤井秀一・世良真純・羽田秀吉の父親である赤井務武。MI6に所属していることも判明しています。

妻であるメアリーは「父親はもう死んだ」と子ども達に話してはいるものの、実際に遺体が見つかったというわけでもないことから、赤井秀一はまだどこかで生きているのではないかと思っているようですが、実際にメアリーに届いたメールには「いいか、この先は、私はいないと思え…どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…」というメールを送っていることが判明。

この文面を見るからに、やはり赤井務武は死んだということにして、どこかに身を潜めている可能性が高く、赤井秀一が死んだということにして、沖矢昴に変装していたように、赤井務武も誰かに変装していることも考えられますね。

いずれにせよ、これから彼について徐々に明らかになっていくことでしょう。

メアリー・世良(母親)

彼女は、赤井秀一・世良真純・羽田秀吉の母親です。現在のメアリーは幼児化された状態となっており、アポトキシン4869を飲まされて体が縮んでしまったことも明らかになっています。

初登場から既に子どもの姿となっており、自身を「領域外の妹」と名乗っていたため、当時は「世良真純の血の繋がらない妹なのか」といった憶測も飛び交っていましたが、徐々に母親だということが明らかにされ、ファンを驚かせました。

メアリー・世良もMI6に所属

また、彼女も赤井務武と同じようにMI6に所属しており、それに関連して赤井務武に会いにロンドンへ行ったという描写もあり、帰ってきた時には既に幼児化した状態だったことも判明。

何故アポトキシンを飲まされてしまったのかという経緯は未だに不明ではありますが、ロンドンへ行った時に何かしら事件に巻き込まれた可能性は高いです。

赤井務武が亡くなるとされる前の彼女は、とても女性らしい口調で穏やかな印象がありましたが、あのメールが届いてからは「自分が父親代わりになる」という決意から、口調や振る舞いを赤井務武のようにして、これまで子ども達を守ってきました。

赤井家の家族の苗字が違う理由

赤井家集結

引用元:名探偵コナン

苗字がそれぞれ違う3兄妹ですが、元々は「赤井」という苗字を名乗っていましたのですが、何故現在は「羽田」や「世良」といったそれぞれ異なる苗字が付いているのでしょうか?実はこれにも理由があります。

まず妹の真純の苗字である「世良」についてですが、これはメアリーの旧姓となっており、父親の赤井務武が死亡したことをきっかけに、黒の組織から家族を守るために旧姓を名乗らせるようにしたようです。

一方で、次男の秀吉も高校生の頃までは「世良」という苗字で生活をしていたのですが、当時天才棋士として名を馳せていた四冠王の羽田浩司が謎の死を遂げ、志半ばの彼の夢を是非叶えてほしいということで、羽田康晴・市代夫妻の家に養子となり、そこから「羽田」と名乗るようになります。

この頃の彼は既に将棋の才能が開花し始めているということ、そして父親である赤井務武が死亡してしまったということもあり、養子になることを決めたようです。

このように、3兄妹の苗字がそれぞれ異なっているのには理由があり、父親の赤井務武が亡くなったことが大きな理由となっている。今はその赤井務武が生きている可能性も出てきており、ますますこの3人の行方が気になるところ。

まとめ

赤井秀一とその家族については、未だに謎に包まれている部分はあるものの、少しずつ家族構成やその経歴、苗字が異なる理由などが徐々に明らかになっていてまた、父親の赤井務武の行方についても、まだまだ気になる点が多くあります。

今度の映画「緋色の弾丸」ではそんな赤井家が各々で活躍することが予想され、期待が高まりますね。