近年は共働きの夫婦も増えてきて、特に最近では結婚をしても妻は仕事を辞めることなく働き続けるパターンが多くなってきて、そんな中、新婚カップルが立ちはだかる壁の1つは『夫婦のすれ違い』ではないでしょうか?お互い仕事が忙しいなかで新しい二人での生活がはじまり、ぶつかりあうこともしばしば。
時間が合わずにきちんと話し合うこともできなくて、相手にばかり期待してしまう嫌な自分も出てきてしまいますよね。私も実際そうでした。
今回は私の実体験をもとに、新婚の共働き夫婦でもラブラブでいられる秘訣をお伝えします。
目次
共働きの夫婦がすれ違う原因
まずは『いつ』『どのくらい』の時間すれ違っているのかを検証することが大切で、工夫して生活スタイルを変えて2人で過ごす時間を作るのも1つでしょう。
私の場合はお互いシフト勤務でした。
夫は深夜勤務で帰ってくるのは翌朝。私は昼過ぎから23時までの勤務で帰宅は24時。
表にするとこのような感じです。
時間 | 夫 | 妻(私) |
8:00 | 夜勤から帰宅 | 前日深夜勤務のためまだ就寝中 |
9:00 | 睡眠 | 起床 |
12:00 | 出勤 | |
14:00 | 起床 | 勤務 |
23:00 | 就寝 仕事の日は勤務 | 退勤 |
24:00 | 帰宅 | |
26:00 | 就寝 |
すれ違いすぎて会える時間を見つけるのが難しいほどで、お互い不規則なシフト制なので疲れも取れずイライラしていました。
疲れていて家事がおろそかになるとお互い人のせいにして「自分は忙しいんだから」と言い訳しあって、新婚生活が始まって半年あまりこのような生活を送っていましたがさすがにまずいと思い、二人で話し合うことに。
私(妻)が仕事を辞めるという案も出ましたが、金銭的に厳しいため共働きしながらも夫婦で仲良く生活していく約束をしました。
共働き夫婦のすれ違いを防ぐコツ
現状の検証と同時に話し合いと実践を重ねた結果、今では周囲が驚くほど仲良し夫婦に。
そのコツをご紹介します。
1人の時間を充実させる
仕事で忙しいとはいいつつも、お互いのプライベートを大切にするよう心掛けましょう。
ただせっかく2人でいられる時間をそれぞれのプライベートの時間にしてはもったいないので、すれ違っている時間を有効活用して各々の時間を作りました。
- 例えばゲームが好きな夫であれば、私が勤務中にプライベートでゲームを楽しむ。
- 読書好きな妻であれば、夫が出かけている間に読破する。
計画的にプライベートの時間を確保できるようにお互い工夫して、2人でいられる時間は2人で過ごせるようにしましょう。
家事はセルフサービスとボランティア精神
忙しいことを理由に必ずと言っていいほど揉めるのが家事の分担ですが、妻への負担が大きい、または相手に期待してしまって「自分だって忙しいのに」と思ってしまいがちです。
それならいっそのこと家事をセルフサービスにしてみてはいかがでしょうか?
私の場合食事はセルフサービスにし、夫は自分で自分の分だけ食事を作って食べています。
こうすることで、夫は家事をするきっかけとなり、いまでは凝った料理を作ったりしているようですが、ただ、相手を気遣った家事をするようにお互いボランティア精神をもって家事を分担しています。
役割を分担しているわけではありませんが、「洗濯回しといたら、相手は楽かな?」や「ちょっと作り置きして晩御飯に食べてもらおうかな?」とセルフサービスの中でも相手を思いやる家事をプラスすることで、してもらった方も相手を気遣えるようになるんです。
愛妻弁当で愛情表現
忙しい中でも、愛妻弁当は作ってあげましょう。夫はなんといっても愛妻弁当が嬉しいのです。
コンビニや外食をしてしまうと最低でも500円ほどですが、弁当は200円ほどで済むのでコスパも良いし、愛妻弁当で愛を伝えることができて一石二鳥です。
記念日など大切な日は仕事を休んで特別な日を過ごそう
結婚記念日やお互いの誕生日など大切な日は仕事を休んで、2人で過ごしましょう。
年に1回の記念日さえ仕事を休めないのは、仕事優先の証拠ですが、あくまで一番大切なのは家族。家族あっての仕事です。
普段の仕事をお互い労うためにも、大切な日は仕事を休んで出かけたり旅行をするなどし、そのために日々貯金したり、仕事を頑張ったりと大切なその日のために頑張ることができます。
一緒に趣味を楽しむ
共通の趣味を見つけて2人の時間を充実させましょう。
映画でも運動でもなんでもいいのです。
2人でいる時間に「何しよう?」とならないためにあらかじめ「この日は〇〇しよう!」と2人で決めておき、旅行へ行くのもよし、映画をみるのもよし、家にこもってゲームや料理をつくるのもよし!2人でできる趣味をみつけましょう。
ちなみに私はゲームが共通の趣味でなので、攻略方法や進み具合を話す時間も楽しみの1つです。
1日1回は必ず話す時間を作る
1日1回でもいいのでお互い顔を合わせ、話す時間を必ずもうけましょう。
夫の仕事帰りが遅くても、帰宅した際には「お帰り、お疲れ様」と一言でも伝えることで、やさしさ溢れる夫婦になります。
また時間を作れないときはラインなどで他愛もないやりとりをしましょう。
夫婦になると連絡を取る頻度は少なくなり、業務連絡がほとんどですが、そんな中でもスタンプを送りあったり、次の休日の過ごし方を決めたりラインやメールで連絡を取り合うなどを行うことで、離れていても相手のことを想っているということを伝えられるようになります。
[quads id=1]まとめ
新婚で共働きは貯金をするチャンス!今後の子供や生活のことを考えて、2人で貯金額を決めてみるのもモチベーションを挙げる工夫になります。
すれ違いを回避するコツは現状の見直しと話し合いです。
すれ違う原因やライフスタイルを検証し、どのように改善すればよいか夫婦で見直してみてはいかがでしょうか?
なによりも、お互いが思いやることが大切で、わずかな新婚生活をわくわくドキドキの生活にするためにも、共働きならではの切り口で素敵な日々を過ごしていきましょう。