働きながら子育てや家事をしているママと話をしている「あるある!!」と思ってしまう出来事って沢山あるかと思います。という事は、そう思っているママは自分だけではなく、周りの働くママも同じように思っているということ。
ママ同士では共感できる事でも夫婦内や家庭内となると中々共感できる相手がおらず一人で悩んでいる人も多いかと思いますので、今回は共働き子育てあるあると解消法をご紹介します。
目次
共働き子育てあるあるパターン
まずは、共働き子育てあるあるパターンをいくつかご紹介します。
子供が離乳食を食べない
食べない離乳食は子供がたべやすいように、する潰したり細かくしたりする必要があるので、準備も手間がかかってしまい、仕事をしながら時間がない中で頑張って用意した離乳食を食べてくれないと悲しくなったり、イライラしてしまいます。
子供が離乳食を食べてくれない理由は時期によってさまざまですが、離乳食をはじめたばかりの頃は、口の発達がまだ未熟で十分にすり潰して飲み込む事ができず、その違和感で口から反射的に吐き出してしまう事が多く決して食べたくないとか美味しくないという訳ではありません。
赤ちゃんにとって離乳食は今まで飲んでいたミルクやおっぱいとは違い始めての固定物になるので、慣れるまでには時間がかかる事が多いです。焦ってイライラしてしまいそうな時は深呼吸し、「美味しいよ~」と声掛けをしながら食べさせてあげてみて下さい。
子供の体調不良で仕事を休みにくい
幼い子供や保育園に入れたばかりの子供は、頻繁に熱を出したり、体調を崩したりするので、仕事を早退したり休んだりしなければならない事が多くなりがち。
そうなると、残した仕事を誰かに代わってもらったり、休んだその日の仕事を誰かに変わってもらわなければならないので、同僚や上司に申し訳なく思ってしまうママはとても多いようです。
家事の負担が偏っている
共働きでも家事や子育ての負担はママの方が大きい家庭は沢山あり、夫婦で働いているのにも関わらず家事分担には偏りが出てしまっているようです。毎日の仕事に加えて、家事や子育てもとなるとママにとっては大きな負担がかかってしまい、ママが時短勤務であっても両立をする事は中々難しいもの。
このようにパパが積極的に家事や子育てをしてくれないので困っているというママも多いようです。
時短勤務でも中々帰れない
子供を保育園に預けたり小学校に行くようになったから時短勤務で働くママも多いですが、時短勤務でも残業が発生する事はあり、特に退社時間までに仕事が終わらずサービス残業が生じる事もあるでしょう。
仕事が残ってのに、先に帰るというのは後ろめたさも出てくるでしょうし、時短勤務だからと言って中々帰る事ができないという悩みが多いようです。
自分の時間がない
独身であれば、仕事が終わっても帰りに買い物をしたりジムに通ったりしていても、結婚をして子供ができれば、平日も休日も家族に時間がとられ中々自分の時間を持つことができません。
子供が可愛いのはわかっていても毎日一緒に過ごすわけですから徐々に自分の時間が持てない事にストレスが溜まってくるママが多いようです。
夫婦の時間が取れない
仕事・家事・育児に追われていると夫婦の時間を持つ事も難しくなり、子供を寝かしつけた後、ようやく時間がいたと思っても残っている家事をこなさないといけないので、いつになったら夫婦でゆっくり話ができるようになるのかというのが続くでしょう。
しかし、夫婦のコミュニケーションの時間が不足するとどうしてもお互いの不満が溜まってしまい、すれ違いが起こったり小言が増えたりという事が起こってしまったり、家事の偏りに関する不満が増え毎日イライラしてしまうというママが多いようです。
子供が可愛いのかわからなくなってしまう
子供が可愛いのは当然なのですが、毎日時間に追われ忙しいのに「子供が言う事を聞かない」「片付けたばかりなのにすぐに散らかす」など、思い通りにならない事にイライラしてしまいがち。
まだ言葉を話せない子供であればママの言う通りに動いてくれるのですが、自我が段々芽生えてくるとそう簡単にはいかないので、徐々に「子供を可愛いと思えない。ダメな母親だな」と感じるようになるママは増えるようです。
[getpost id="638"]共働き子育てのあるあるを解決する方法
今、ご紹介した共働き子育てのあるあるを解決する方法をご紹介します。
子育てと家事の役割分担をきっちり行う
共働きをしながら子供ができれば、「役割分担をきっちり決めようね」と話をしている夫婦は多いと思いますが、そう簡単には行かないのが現実で、「こんなはずじゃなかったのに」と思うママは多いでしょう。
反面、「何かやりたいけど、何をすればいいのかわからない」というパパの実際には多く、この時点ですれ違い発生しているという事になってしまうので、ママが日々のタスクを書き出し、パパに一度見せてみましょう。その中からパパが「これだったら僕ができる」というものがあれば、率先してやってもらえばいいのです。
そうする事で、いちいちママが指示を出さなくてもやってくれるようになり、ここで先ほどご紹介した夫婦のコミュニケーションがどれだけ大事がわかるようになります。
夫婦で同じ家事をして二人の時間を持つ
これも夫婦のコミュニケーションの事になるのですが、家事や子育てを完全に分離してしまうのではなく、二人でできる家事を作り、その間にコミュニケーション不足を解消してしまおうというのがおススメです。例えば、料理や買い物、洗濯を畳むなど毎日行う家事の中に、二人でできる事は沢山あります。
そうする事で、日々のコミュニケーション不足も解消でき、ますます夫婦の絆が深まっていくでしょう。
病児保育を活用する
保育園や小学校に行きだした子供はとにかくよく体調を崩すので、その度にママは会社を休んだり早退しなければならないという事になり、まともに仕事ができず会社の人にも申し訳ないという気持ちがどんどん膨らんでいきます。
そんな時は、病児保育を活用するのがおすすめ。病気の子供の看病は母親の仕事という風潮も残っていますが、今は共働きが主流になっているので、病児保育を行っている病院や保育園も増えてきているので、どんどん活用しましょう。
確かに、体調が悪い子供を預けて仕事に行く事に罪悪感が出てしまうママも多いでしょうが、毎回預ける必要はなく、大事な会議が入っていたり、どうしても仕事が休めない時だけ預けるのはどうでしょう?
病児保育で子供を看てくれるのは看護婦さんであったり、ベテランの保育士さんであったりしますし、先生もしっかりついてくれています。そう思うと預けておく方が安心かもという考えが出てくるのではないでしょうか。
ベビーシッターにお願いする
中々自分の時間を持てずストレスが溜まってきていると思うママには、ベビーシッターがおすすめです。ベビーシッターであれば、送り迎えは必要なく、自宅にきてくれますし、美容院に行きたい、買い物に行きたいという数時間だけ子供をみてくれます。
子供を一緒にいる時間を少しでも減らし、自分の時間を持てた事で気分がリフレッシュでき、また新鮮な気持ちで子供と接する事ができるでしょう。
[getpost id="702"]まとめ
今回は、共働き子育てのあるあると解消法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。やはり一番大事な事は夫婦でしっかり考えるという事で、それをしっかり行えているご家庭はストレスが溜まっている、不満があるという事が少ないようです。
働いているのもパパだけではなく、ママも同じですし、子供も二人の子供ですので、ママが一人で抱える事はないのです。ストレスが溜まって爆発してしまう前に、もう一度夫婦でしっかり話をしてみましょう。