干物妹!うまるちゃん

やる気のない主人公が登場するアニメは名作ばかり!オススメ作品集

  • 2020年6月12日
  • 2020年6月11日
  • アニメ
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「主人公=ヒーロー」がアニメやドラマの定番ですが、中にはまったくヒーローらしからぬ、全くやる気が無い主人公をメインに物語が進行していく作品もあります。

今回はそんなやる気が無い主人公をテーマにしているのに人気が出た、作者や制作が凄いと思ったアニメを取り上げてみました。

やる気のない主人公が登場するアニメは面白い!

やる気のなさだけど描くのであればさほど難しくは感じませんが、それを長期にわたって描くのは並の作品よりも作者の腕が試されます。

そんな作者の頑張りが見えるやる気が無い主人公をテーマにした作品の中からいくつかご紹介。

干物妹!うまるちゃん

干物妹!うまるちゃん
引用元:dアニメストア

兄タイヘイと二人暮らしをしている妹うまるが主人公。うまるは、高校生活では本性を隠して才色兼備のあこがれの存在を演じていますが、それは外面で家に帰るとお菓子を食べてゴロゴロとゲームばかりしているやる気がない干物妹(ひもうと)です。

干物妹モードになるとうまるはハムスターのフードを被った二頭身のぐうたら娘に変わり、とことんだらしないうまると、厳しくしつけようとしても結局世話を焼いてしまうしっかり者のタイヘイとのやりとりが面白くて兄妹愛に溢れるアニメ。同級生の登場人物もそれぞれ特殊な性格を持っているのに、なぜかうまるの本性についてはバレていないのが面白い。ぐうたらなうまるなりにアニメの後半では自分から友達と交流したり、行動を起こすそぶりが見えてくるのがちょっと兄のしつけの賜物のようで嬉しいのだが、基本どうしようもないうまるのだらしなさに最後まで笑って見られます。

ぐうたら→才色兼備モードに返信するときのうまる~んという効果音も面白いし、ここまで同一人物が違いアニメも珍しい。

キャスト

土間うまる/田中あいみ、土間タイヘイ/野島健児、海老名菜々/影山灯、本場切絵/白石晴香、橘・シルフィンフォード/古川由利奈

放送日

第1期:2015年7月 - 9月
第2期:2017年10月 - 12月

容姿端麗、文武両道で完璧女子高生の土間うまる。しかしそんな彼女は家に帰ると一変。漫画やアニメ、コーラやポテチといった好きなものに囲まれて、グータラな時間を満喫する干物妹に。その姿を知るのは一緒に暮らすお兄ちゃん・タイヘイだけだった。

田中くんはいつもけだるげ

田中くんはいつもけだるげ
引用元:https://tanakakun.tv/

主人公の田中くんは、とにかくいつも気怠げな男子高校生。食事をするのもだるければ、トイレにいくのもだるくて仕方がない。だから食事はサボり気味で、トイレじゃうっかり寝こけてしまう。

何に対しても全くやる気のない田中くんですが、怠けるためならどんな努力も惜しみません。頭も比較的いい方ですが、目立ちたくないという理由であえて平均点を狙いに行ってるというのも、怠けるための一つの努力ですし、そんな無気力な主人公田中くんと、親友的存在の太田。いつもやる気のない田中くんを抱き抱えて移動させたり色んな世話を焼いている太田は、田中くんにとって無くてはならない存在。大柄で男性的な見た目とは裏腹に実は気絶するほどお化けが苦手。そんな太田とのやり取りがアニメ中で最も見どころのあるシーンの1つですね。

そんな万年やる気がない田中くんは、何も起こらない平和な日常を愛している……のにもかかわらず、周りは田中君を放っておいてはくれない。元気いっぱいの小柄な真面目女子、宮野さんや、ヤンキー風純粋女子の越前さん、にぎやかすぎる仲間たちに囲まれて、振り回されてばかり。けだるげな田中くんは、果たしてだらだらした日常を守り抜けるのだろうか。

とにかく「けだるい」だけがテーマの漫画で、気づけば10巻を超える大人気作品になってしまった、日常系の作品。まさかアニメ化までするとは思いませんでしたが、徹頭徹尾、主人公の田中君がけだるいだけの漫画なんです。だけど、それがゆえに癒し効果が半端ない。真面目になりすぎたり、働きすぎたりして疲れ切った現代人の心に、だらだらと染み込んでくるような絶妙のけだるさがたまりません。

キャスト

小野賢章(おの けんしょう)/細谷佳正(ほそや よしまさ)/高森奈津美(たかもり なつみ)/ 小岩井ことり(こいわい ことり)/諏訪彩花(すわ あやか)/悠木碧(ゆうき あおい)/ 東山奈央(とうやま なお) /興津和幸(おきつ かずゆき)/井口祐一(いぐち ゆういち)

放送日

2016年4月〜6月

男子高校生の田中は、授業中は居眠りをし、体育の時間にも動かず、いつもけだるげに日々を過ごしている。しかしそんな田中のまわりには、見た目は怖いが世話焼きの太田、いつも明るく猪突猛進な宮野、才色兼備だが秘密を抱える白石など、にぎやかな面々が…。

銀魂

銀魂
引用元:https://www.shonenjump.com/j/rensai/gintama.html

未来か過去か分かりにくいが、過去江戸ぐらい話。それなのSFチックな描写が多いが、主人公どころか原作者にやる気がないのだから仕方がない。最初は割と一話完結的なツギハギでも見やすい作品だったがいつからか作風にシリアスさや、ストーリー性を持たせてきた。これこそが銀魂の世界観なのである。誰かが現実世界で非難されるといち早くそれをネタに作中に取り入れ、過去の名作漫画、大先生の作品をパクリ、挙句はアニメなのに語りの回があったりなんでもありのアニメだったが、青春時代から欠かさず観ており、テレビの前で腹を抱えて笑っていたのが昨日のようです。

神楽と新八の2人と同居していて、よろず屋を営みながら、銀魂における色々な問題を解決していこう孤軍奮闘。新撰組や攘夷志士などのキャラもできていて、新撰組では、近藤、土方、沖田や攘夷志士では、高杉、桂などが登場。アニメでは、味方だったり、敵だったり話によって変わるのも面白い。下ネタを含むギャグテイストの話のアニメで、その中でちょいちょい本筋の過去の攘夷のシリアスな話に戻る。ジャンプの原作の作者である空知英秋先生の漫画も面白いですが、アニメは、より下ネタがひどくなっていて面白いです。物語の本筋は、かつて銀さんは「攘夷志士」で、その過去に師匠である松陽先生を助けれなかったため、高杉と確執ができます。タバレになりますが、松陽先生が実は生きていて色々なことのラスボスだったり。これについては、かなり衝撃的でした。巻数は77巻と長いのですが、ぜひ下ネタやギャグが好きな方にはおすすめのアニメです。

キャスト

坂田 銀時(さかたぎんとき)/杉田智和、 志村 新八(しむらしんぱち)/阪口大助、 神楽(かぐら)/釘宮理恵 、定春(さだはる)/高橋美佳子、 お登勢(おとせ)/くじら 、キャサリン/杉本ゆう 、たま/南央美 、志村 妙(しむらたえ)/雪野五月

放送日

2006年4月~2018年8月

天人と呼ばれる宇宙人が来襲、全てが一変し宇宙人や高層ビルなど何でもありになった江戸の町で万事屋を営む坂田銀時。いい加減で無鉄砲、でもキメるところはさりげなくキメる…。笑えて、泣けて、心温まる、銀さんと仲間たちの生き様、とくとご覧あれ!

氷菓

氷菓
引用元:http://www.kotenbu.com/

氷菓は日常の謎を紐解く青春ミステリーアニメです。主人公・折木奉太郎は逆らえない自分の姉がOBである高校に入学し、姉はかつて入部していた自分の部活が廃部になりそうになっているのを阻止したいという理由で、自分の弟に「古典部」に入部するように命令する。省エネ主義の基本何事にもやる気がない奉太郎は姉の命令に逆らうのも面倒でそのまま入部すると、そこで清楚なお嬢様の雰囲気を纏う美少女・千反田えると出逢う。奉太郎は些細な違和感からちょっとした真実を紐解くほどの推理力をひょんなことから、えるに知られ、好奇心旺盛で「わたし、気になります」が口癖の彼女は目をキラキラさせながら、日常で起こった様々な謎に対し、奉太郎の推理を頼るようになり、奉太郎に積極的に関わってくるようになりました。

省エネ男の奉太郎は面倒と思いながら、えるのエネルギッシュなお願いを断り続ける方がもっと面倒は判断して、謎を解いていく。そしてそんなある日、いつもの元気な様子とは違い、深刻そうな様子のえるは奉太郎に自分の過去に関する謎をお願いしてきたのですが……。奉太郎の中学からの友人・里志や里志に惚れている摩耶花も一緒に古典部としてえるの過去の謎に挑戦するこになります。その謎に悲しい真実が隠されていました。

基本的に主人公にはやる気が一切ないのですが、同じ古典部である千反田えるの好奇心に翻弄されて毎回推理ショーのようなものを開くことになります。好奇心に翻弄される主人公、聞こえはいいですが、要所に主人公がえるに惚れているような仕草がみられるため、何だかんだ言いながらえると一緒にいられることに嬉しさをにじませているようです。

キャスト

折木 奉太郎: 中村悠一/千反田 える: 佐藤聡美/福部 里志:阪口大助/伊原 摩耶花: 茅野愛衣

放送日

2012年4月〜9月

ひょんなことから「古典部」に入部することになってしまった省エネ主義の高校生・折木奉太郎は、同じく古典部の千反田えるの好奇心に振り回される日常を送ることになってしまう。やがて奉太郎とえるたち古典部は、学園にまつわる数々の難事件を解決していく。

四月は君の嘘

四月は君の嘘
引用元:https://www.kimiuso.jp/

このアニメの主人公はピアノが嫌いになってしまい人生にやる気がない高校生。

  • 主な登場人物は四人。主人公とサッカー部のエースで少女漫画に出てきそうなモテモテでも女子に目がない男の子。
  • 同じ学校に通う破天荒な演奏をするバイオリニストのヒロイン。
  • もう一人は主人公と幼馴染みでソフトボール部でエースの女の子。

物語の始まりはバイオリニストの女の子がサッカー部のエースのことが好きで、主人公の幼馴染の女の子に紹介してほしいと相談します。音楽関係の繋がりがあるということで、その立ち合いに主人公も付き添ってもらうように提案され、それがきっかけで四人でよく合うようになりますが、実はバイオリニストの女の子は主人公のファンでピアノをもう一度弾いてほしいと頼まれるのです。

主人公はピアノの演奏でトラウマを抱えていて、自分の演奏するピアノの音が聞こえなくなるという障害がありましたが、それでもバイオリニストの女の子は諦めず主人公にピアノを挑戦し続けるようにお願いしました。不格好ながら協奏をステージで演奏することができたのですが、そのステージでバイオリニストの女の子は倒れこんでしまいます。

彼女は病気で余命があまりない状態だったのです。そんなこと知らない主人公は彼女が続けろと言ってくれたピアノに向き合い続け、その後彼女が手術をすることになり主人公はステージ上から彼女に届くように魂を込めて演奏します。そうしていると、彼女がステージ上に現れて協奏が実現。想いが通じたんだと主人公は喜び演奏はさらに高鳴ったのですが、演奏が終わるにつれて彼女の姿が薄れていき、彼女は最後の力を振り絞って幻の状態で主人公と協奏していたのです。

彼女の両親から手紙を渡され「私はひとつ嘘をつきました。」この言葉を聞いた瞬間涙が溢れました。バイオリニストの女の子は主人公のことが好きだったのす。本人は気が付いていませんが幼馴染の女の子も主人公に惹かれて、そこに三角関係ができていたため、バイオリニストの女の子は幼馴染の子の気持ちに気が付いていたので直接紹介してほしいとは言えませんでした。すごく回りくどいやり方でしたが、自分の気持ちを言い出せない青春時代の感情が描かれた名作です。

キャスト

梶裕貴、早見沙織、佐倉綾音、逢坂良太、花江夏樹、種田梨沙

放送日

2014年10月~2015年3月

かつて天才ピアニストとして名をはせた有馬公生は、母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった。そんな彼が出会ったのが個性的で自由なヴァイオリニスト・宮園かをり。彼女のパワーに押され、もう一度ピアノに手を伸ばす公生だが、彼女には秘密があった…。

シャーマンキング

シャーマンキング
引用元:https://comic-sp.kodansha.co.jp/skg20th/

森羅学園中等部に通う小山田まん太という少年が、帰宅途中に本作の主人公である麻倉葉と出会う。彼はただ散歩したり景色を眺めたり何に対してもやる気がない雰囲気が漂わせていたのだが、まん太はそんな彼が気になって後をつけていると墓地にたどりつきそこには大量の霊がいて、実は彼は例と交流ができるシャーマンであった。彼は500年に一度開催されるシャーマン同士が戦い全世界のシャーマンの頂点である「シャーマンキング」を決めるための「シャーマンファイト」に出場するために上京しており、まん太も最初は半信半疑であったが、不良に絡まれているところを葉が霊と協力して助けてくれてどんどん彼に惹かれてき友人として絆を強くしていく。そこから様々なシャーマンとの戦いの中でただのマイペースな人間だと思っていた葉の、戦いの懸ける思いや過去を知っていくこととなる。

原作は週刊少年ジャンプに掲載されていた霊能力バトルアニメ。ジャンプ作品の主人公としては珍しく熱血系な性格ではなくどこかやる気がないように感じれられるマイペースなキャラクター。しかし人の思いや繋がりを大事にする熱い部分もあり見ていけば見ていくほど主人公の性格がクセになってくる作品で、霊と協力して戦うバトルシーンも迫力がありワクワクする場面も多い。

キャスト

麻倉葉/佐藤ゆうこ、阿弥陀丸/小西克幸、小山田まん太/犬山犬子、恐山アンナ/林原めぐみ、ハオ/高山みなみ

放送日

2001年7月~2002年9月

夜の墓場で「小山田まん太」が出会った少年、「麻倉葉」。森羅学園に転校生としてやって来た彼は「あの世とこの世を結ぶ者」すなわち「シャーマン」だった。600年前のサムライの霊「阿弥陀丸」と運命的な出会いを通して「麻倉葉」は「シャーマンの王:シャーマンキング」になるための資質を開花させていく。そして宿命のライバル「道蓮」をはじめ、「世を浄化するシャーマンの王」を目指す様々なライバルたちの登場。巨大な2つの彗星が夜空を駆け、世界中のシャーマン達にシャーマンキングの座を巡る闘いの始まりを告げる。そして今、運命の歯車が回りはじめる。

まとめ

やる気が無いと思われた主人公がいつの間にか物語の中心になり、本来であれば最も遠ざけたい「かき乱す存在」になっているものも多くありましたね。

やはり長い間連載されている作品は主人公のやる気のなさに反して、製作者側のやる気が感じられるものばかりです。

「やる気が無い=名作」と呼ばれる日も近いも?