振り返るエマと両側に立つレイとノーマン

約束のネバーランド飼育監イザベラの内通者は3人のうち一体誰なのか?

週刊少年ジャンプにて連載中の「約束のネバーランド」は、孤児院だと思って過ごしていた場所が実は子どもたちを鬼の餌として飼育している農園だったという衝撃の事実から始まるダークファンタジー物語です。

両親はいないけど施設で仲間たちと幸せに生活していた子どもたちは、ある日農園の事実を知ってしまい農園からの脱走を決意するのですが、飼育監であるママ・イザベラにことごとく阻止されてしまうことから、仲間たちの誰かが内通者である可能性に気づき始めました。

信頼していた仲間全員が怪しく見えて疑ってしまうエマたちは、一体どうやって内通者をあぶりだしたのでしょうか?そしてその犯人は一体誰だったのか、すべて解説します。

ママの内通者である可能性がある人物

振り返るエマと両側に立つレイとノーマン
引用元:原作2巻56ページより

農園からの脱走を決意したエマたちですが、予想よりも飼育監イザベラの自分たちに対するマークが薄いことから「仲間の誰かが内通者なのでは?」ということに気が付き、イザベラは子どもたちの中に内通者を紛れ込ませることで、ママたちから多少手が離れても行動を把握することができるようにしていたのです。

多くの子どもたちが生活している農園。ママの内通者は一体誰なのでしょうか?

エマたちと同じ年長者ギルダ・ドン

片手でメガネに触れてベッドを抜け出すギルダ
引用元:原作2巻84ページより

まず容疑者に浮上したのは、エマたちと同じ年長者であるギルダとドンですが、この2人はエマたちよりは少し劣るものの毎日のテストで毎回高いスコアをキープする高い能力を持っています。

エマたちは脱走をより確実にするために、ギルダとドンを脱走計画の仲間にすることを考えていましたが、ギルダとドンも内通者である可能性が十分にあることから疑心暗鬼になっていました。

思慮深い少女ギルダは、飼育監クローネも目をつけるほど内通者の有力候補となっており、頭が良く口数が少ない点からも内通者である可能性が非常に高いと思われます。

年長者に分類されるアンナも内通者の犯人候補に挙がりますが、ギルダの方がスコアが高い点やフルスコアのエマたちと親しいことからもギルダの方が疑われました。

4歳ながら驚異的な知能を持つフィル

無邪気なフィルと怯えるエマを睨むレイ
引用元:原作2巻70ページより

内通者容疑で最も怪しいのはなんと4歳のフィル。なぜならフィルは4歳ながらドンやギルダとほぼ変わらないテストのスコアを出していたので、まだ4歳と幼いフィルですが、このまま育てばエマたちのような高級品・特上という存在になるのは間違いありません。

フルスコアであるレイも認める能力の高さと、飼育監クローネとの鬼ごっこでもラスト5人まで残っていたフィルは、幼い笑顔の裏ではママへ情報を流しているのでは…と誰もが疑ったはずです。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

イザベラに密告していた衝撃の真犯人

どうにかしてママの内通者をあぶりださなければ計画を進められないエマたちは、ノーマンのアイデアで内通者へ罠を仕掛けます。

ノーマンの罠とは、容疑者候補にそれぞれ別の「ロープのありか」を教え、どう動くかを見るものでした。

別々の場所に隠されたロープがなくなったのはただ1か所。それは…

真の内通者はレイ

レイをのぞき込むノーマン
引用元:原作2巻107ページより

農園内でノーマンと並んで頭が良く脱走作戦にも関わっているレイは、内通者として適任。誰の頭にも容疑者として浮かばなかったレイがまさかの内通者だったのですが、ノーマンだけは密かにレイを容疑者に挙げて疑っていたのです。

最も疑っていたギルダとドンにロープの場所を教えると同時にノーマンはエマとレイにもロープの場所を明かしており、それを聞いたレイがロープを見つけ出しママへと密告していました。

レイの内通者疑惑を払拭するためにも、ノーマンはレイにも罠を仕掛けましたが、皮肉にもそれはレイが内通者であることを決定づける証拠となってしまいます。

なぜレイは内通者になったのか?

見下ろすイザベラと背中を向けるレイ
引用元:原作2巻116ページより

エマやノーマン同様、農園で育ち脱走を共に計画していたレイがなぜ飼育監ママの内通者となったのでしょうか?

実はレイは、エマたちよりも遥か前から自分が「食用児」であることを知っており農園の脱走をずっと前から一人で計画していました。

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レイは農園からの脱走を成功させるためにすべてを懸けており、そのためにエマとノーマンは脱走に必要な人物であると考え、ママに殺させることはできないと密かに制御していたのです。

ママに子どもたちの情報を密告することで報酬を得て、子どもたちと行動を共にすることで内部から制御するという、いわば牧羊犬の立場であったレイは、他の子どもたちとは違う特別な存在であることは言うまでもありません。

レイが内通者であると見破ったノーマンは、レイと言う最強の切り札を仲間にすることができたことで脱走へより一層自信を持ちました。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

まとめ

飼育監イザベラの内通者をしていたのは、まさかのレイであり、容疑者に浮上していなかったため衝撃的な事実でした。

ママの内通者といえどもレイは100%ママ側の人間ではなく、あくまで脱走のためにママに加担して報酬を得て脱走計画に役立てていたのですから、さらに驚きです。

レイが内通者であるとわかってから再度初めから物語を読むと、いかにレイが孤独に沈着に脱走計画を進めてきたのかがより一層分かります。

エマとノーマンとレイの3人がいれば、世界を変えることも可能なのではと思えてきますね。

ひとつ気になるのが、容疑者に浮上していたフィルに対してノーマンは何も罠を仕掛けなかったので結局フィルは何者であるのかという点があいまいになったままなのです。

ノーマンはフィルが幼いからただ容疑者から除外しただけでしょうか?フィルは本当にただ無邪気な子どもなのでしょうか?

まだまだ謎の多く残る約ネバの今後がとても楽しみです。