16巻表紙エマを片手でつかむレイ

約束のネバーランド謎多き最強の鬼ソンジュって?正体を解説まとめ

週刊少年ジャンプ連載中の大人気漫画の約束のネバーランドより、今回は「ソンジュ」という人物にスポットを当てていきたいと思います。

邪血の少女ムジカと行動を共にするソンジュ

口数が多い方ではなく本音もあまり明かさない表情も読めず謎が多いソンジュですが、エマたちと行動を共にするうちに徐々にその正体は明らかになっていきます。

ソンジュの登場から振り返りつつ、一体何者なのかを解説。

人間を食べない鬼

自己紹介するソンジュとムジカ
引用元:原作6巻60ページより

邪血の少女ムジカと行動をともにしているソンジュですが、この2人はどちらも鬼であるにも関わらずエマや子どもたちと交友があり食べようとしません。

一般的に鬼は人間を食べる側の存在で人間を食べなければ退化が進み衰えると言われているのに、ムジカとソンジュはエマたちを食べずにいる理由は、ムジカに流れる血を飲むことで人間を食べなくても良い鬼へと変化することができるつまり「人間を食べない鬼」です。

ムジカはもともと邪血ですが、ソンジュはそうではなく過去には人間を食べていたようで、いまだ人間の味が忘れられず再び食べたいと願っており、それを達成するためにエマたちを利用するため救い逃がしたと話しています。

ソンジュには深く信仰している宗教があり、その宗教上人工的に生まれてきたエマたち食用児は食べませんが「天然物」であれば食べられるのでその機会を待っているようですね。

「欲」はなかなか抑えられないものですから、いつかソンジュが人間を食べる機会が近い将来訪れるのかもしれません。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

ソンジュが信仰する宗教について

エマを食べたいソンジュ
引用元:原作6巻169ページ

ソンジュがエマたち人間を食べない理由は信仰する宗教上の理由ですが、その宗教について詳しく書いておきます。

ソンジュが信仰する宗教は「原初信仰」というもので「狩猟という形で神がつくり出した命をいただくのなら反逆には当たらない」とあるため、ソンジュはエマたち食用児が外の世界で繁栄したのちに人間を狩りたいと考えているようですね。

狩猟に付随して「儀程(グプナ)」と呼ばれるものを重んじており、これはヴィダという吸血植物を仕留めた獲物の胸に刺し血抜きを兼ねた伝統的な儀式で、鬼の世界では原初信仰でなくともグプナは行われています。

各地を転々とするムジカとソンジュ

鳥かごに閉じ込められたムジカ
引用元:原作15巻47ページより

幼い子どもたちが無邪気に「ムジカたちはここに住んでいるの?」と疑問を投げかけたとき、ムジカとソンジュは居住地を定めず各地を転々としていると答えていますが、その真相はムジカが特異な存在であり世界を脅かす恐れがある血が流れている少女だという理由から命を狙われているからでした。

私利私欲のために鬼の王たちはムジカの一族を抹殺して世界の均衡を保ってきた過去があり、ムジカは唯一の生き残りです。

ではソンジュはなぜムジカと行動を共にしているのでしょうか?

考えられることはムジカの血に恩を感じているため、護衛としてそばにいるということで「ムジカに傷の一つでもつけてみろ」と追手にすごんでいることからもムジカに特別な感情があり付き添っていると思われます。

ソンジュは王族?

ソンジュがムジカと行動を共にする理由はムジカに恩があるからであると予想しますが、もう1つの理由を挙げていきます。

王都にゆかりがある

ギルダの提案を引き受けるムジカ
引用元:原作17巻24ページ ムジカ王都へ

食用児たちの自由を求め鬼の殲滅に邁進するノーマンを止めるため、ギルダたちはムジカとソンジュに同行を頼みますがその際ソンジュが「王都」という言葉にわずかですが反応を見せています。

ただ話しかけられてはっとしたのか?それとも何か思い入れがある場所だから?

王都内部の造りも少し知っているような口ぶりとも捉えられ、ムジカより過去が明かされていないソンジュなので気になるところです。

ついに明かされたソンジュの正体

女王レグラヴァリマの長い爪
引用元:原作18巻89ページより

その強靭な肉体とパワーで鬼の中でもトップクラスの戦闘能力を持つソンジュですが、その理由をすべて解決してくれる場面がついに登場しました。

鬼の頂点ともいえる強さを持ち鬼の世界の王であるレグラヴァリマ女王の弟がなんとソンジュだったのです。

ソンジュは王族に生まれたものの前述のとおり人工的に生まれた人間を食べない宗教を重んじており、その道理をずっと守ってきたためムジカを連れて王族から逃げていました。

食べたものの能力・記憶など何もかも自身へ取り込むことができる選ばれし者だと豪語する姉であり、女王であるレグラヴァリマとは対照的に宗教を重んじてずっと守ってきたソンジュは、話し合うことももちろん相容れることができるはずもなく敵対し殺し合ってしまうのです。

女王レグラヴァリマは人間や鬼をとにかく食べ尽くしてきた結果、食べた命に食いつぶされて自滅。ソンジュは女王を倒したもののここへきて人間を二度と食べられなくなってしまう、という葛藤が生まれエマたちをこのまま応援するべきなのか悩みますが「鬼を変えるために自分は生まれてきた」と言ったムジカを想い人間を食べることを諦めました。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

まとめ

鬼のソンジュは実は王族出身で女王レグラヴァリマの弟という衝撃の事実でした。

高級品・特上と呼ばれる食用児を食べることができる身分でありながらソンジュは古い宗教の方を重んじ守ってきた信仰深い人物で、これからもムジカのそばにいるようです。

鬼の統率者たちを殺し尽くしたため鬼の世界は崩壊するのではという懸念が生まれてしまい、エマはソンジュに王様になれないのかと打診しますが、ソンジュはそれを断りムジカといっしょに問題解決していくという選択をします。

果たしてムジカとソンジュは鬼の世界を立て直すことができるのでしょうか。そしてエマたち人間と共存することは叶うのでしょうか。